シリーズ最終話の放送からまもなく1年...。2013年から7シーズンにわたり放送されたマーベルドラマシリーズ『エージェント・オブ・シールド』。7シーズン、全136話の中からデータベースとして有名なサイトIMDbで評価の高いTOP5を米Screenrantがランキング形式で紹介している。(※本記事はネタばれを含むのでご注意ください)
目次
5. シーズン5第22話「結末」
当初、シリーズはシーズン5で終わりになると予想されていたため、"最後"の瞬間が随所に散りばめられていた。エピソードタイトルも「結末(原題:The End)」。結果的にさらに2シーズン続くことになり、ここでの展開が残り2シーズンの伏線に。
最も重要なのは、コールソンがシールドを離れること、そしてタイムラインが変わったこと。残された一つのムカデ血清を、コールソンを助けるために使うかでチームの意見は割れてしまうが、コールソンは「タルボットを倒せ」と血清をデイジーに預けることを選択。シカゴに現れたタルボットの元へ向かったデイジーは彼と対峙し、危機一髪の状態でムカデ血清を打ってタルボットを宇宙へと吹き飛ばして、タイムラインを変えることに。しかし、タルボットとの戦いでの影響によってフィッツは致命傷を負い、命を落としてしまう。地球は崩壊することなく、メイとコールソンは最後の時を過ごすためにタヒチへと向かい、新シーズンへと繋げられた。
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4. シーズン2第22話「S.O.S.(後編)」
シーズン2で家族との再会を果たしたデイジーだったが、シーズンファイナルではシールド壊滅を企むインヒューマンの母ジャイーンと対峙することに。デイジーはジャイーンに殺されかけるも、コールソンの説得により駆けつけた父カルがジャイーンを殺してデイジーを助ける。カルはタヒチ計画により記憶を消し、獣医として新な人生を歩み始め、全て丸く収まったように思えたが、その戦いで海に落ちたテリジェンクリスタルが水に溶け、魚を汚染し、ここから新なインヒューマンズが生まれることに...。
そして、シーズンファイナルにクリフハンガーはつきもの。フィッツとシモンズの関係が発展しそうになったその瞬間、シモンズがモノリスに飲み込まれてしまう。
3. シーズン4第15話「LMDとの対決」
一部のシールドメンバーがLMD(ライフ・モデル・デコイ)に入れ替えられてしまう事態に。フィッツとシモンズは事態を把握しようとするが、探知機に反応したことでどちらかがLMDであることが判明。信頼関係から一気に緊張感が生まれるそのパフォーマンスの変化は視聴者を驚かせ、批評家にも絶賛されたシーンだった。結果的に、本物のデイジーとシモンズがLMDメイの助けを得て脱出し、シールドチームとともにLMDに入れ替わった他のメンバーを救出するために仮想現実「フレームワーク」の世界へ入り込むことに。
2. シーズン7第13話「戦う理由」
物語の最後は、クロニコム船でのデイジーとナサニエルの壮絶な戦い。彼女は世界を救うために自らを犠牲にしてクロニコム船とナサニエルを破滅させたが、デイジーの異父姉コーラの力によって無事に生き返ることができた。
記憶を制御していたシモンズもようやくフィッツと娘アリアのことを思い出し、それぞれの「戦う理由」と家族の絆の強さが描かれたのはもちろん、別々の道に進んだチームが1年後に再会し、全員でハッピーエンドを迎えることができた。
1. シーズン7第9話「残酷な切り札」
シーズン1から出演するジェマ・シモンズ役のエリザベス・ヘンストリッジが監督デビューを果たした特別なエピソード。
タイムドライブの不具合によりゼファーのシステムが損傷。時間嵐の渦にのまれてしまい、その中心に吸い込まれると原子レベルに小さくなってしまう可能性があるという。そんな中、タイムループが発生し、そのことを自覚しているのはデイジーとコールソンだけという状況に。タイムループを繰り返すたびに渦の中心に近づいていることもわかり、ループから抜け出す方法を探るが、脱出する唯一の方法はイノックの体内から変異装置を取り出さなければいけないこと。装置を取り出すことはイノックの命を止めることを意味するため、チームは難しい決断を迫られるが、イノックは躊躇うことなく自ら装置を取り出し、シールドを救うことを選ぶという展開に。またタイムループを繰り返す中で、デイジーはスーザの気持ちを知る。哀愁とユーモアが織り交ざった完璧なエピソードだった。
(海外ドラマNAVI)
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『エージェント・オブ・シールド』© 2013 ABC Studios and Marvel Television. All Rights Reserved.