警察の汚職を暴くマ『ライン・オブ・デューティ』でスティーヴン・アーノットを演じたマーティン・コムストンと、映画版『ダウントン・アビー』のルーシー・スミス役や『センス8』のライリー・ブルー役などで知られるタペンス・ミドルトンが、新作ドラマで主人公の夫婦を演じることがわかった。英Radio Timesが報じている。
二人が参加するのは英ITVが手がける『Our House(原題)』というサスペンスシリーズ。世界的ベストセラーとなったルイーズ・カンドリッシュの同名小説を基にした4部作となり、二人は別居中の夫婦を演じる。
タペンス演じるフィオナ・ローソンは、ある日家に帰ると家財道具がすべてなくなっており、見知らぬ人たちが家に入ってきていることに気がつく。夫も姿を消したことで、彼との関係が本当はどういうものだったかを徐々に紐解いていくようになる。彼女の人生は粉々になり、隠されていた秘密と嘘が明らかになっていくのだった――。
本シリーズは、サイモン・アッシュダウン(『EastEnders(原題)』が脚本を手がけ、『アメリカン・ホラー・ストーリー』やNetflixオリジナル『ブリジャートン家』の監督であるシェリー・フォークソンが全4話でメガホンをとる。
その他の出演者は『ストレイン』のクインラン役や『ホワイトチャペル 終わりなき殺意』のジョー・チャンドラー役で知られるルパート・ペンリー=ジョーンズ、ウェルーチェ・オーピア(『I May Destroy You(原題)』)ら。
マーティンは、このシリーズに参加できることを非常に嬉しいと語っており、「脚本は純粋にスリリングで、ひねりが効いていて、最後まで想像力をかきたてられました」と付け加えた。一方のタペンスは、この役に非常に親近感を抱き、惹かれたという。「登場人物の中に自分の姿を垣間見ることができ、フィオナに起こったことは誰にでも起こりうることだと、身につまされる思いがするような物語です。ITVとレッド・プラネット・ピクチャーズのチームと一緒に、この芸術的な小説を映像化できるのは、素晴らしい機会です」と語った。
またルパートは、「このスリリングな作品で、つかみどころのないトビーというキャラクターを演じることができて、とても嬉しいです。素晴らしい才能を持つタペンスとマーティンと一緒に仕事ができることは、この上なく素晴らしいことです。この作品は、あらゆる期待を裏切るサスペンスドラマです」と話している。(海外ドラマNAVI)
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Photo:
『ライン・オブ・デューティ』© World Productions (Northern Ireland) MMXIX
『ダウントン・アビー』© Carnival Films