逮捕状が出ている『NCIS:ニューオーリンズ』ゾー・マクラーレン、元夫が精神状態についてコメント

『NCIS:ニューオーリンズ』のメレディス・"メリー"・ブロディ役などで知られるゾー・マクラーレンが8歳の息子を誘拐したとして逮捕状が出ていることは当サイトでもお伝えしてきたとおり。今度は元夫のJ・P・ジランがゾーの精神状態などについて告発している。米Cinema Blendが伝えた。

ゾーは2012年にJ・P(『ウエストワールド』)と結婚するも2016年に離婚し、翌年からは息子セバスチャン君の親権争いをしていた。2020年1月、J・Pはセバスチャン君に対する虐待の容疑で第1級性的暴行罪とされ、ルイジアナ州立刑務所に収容されたが、証拠不十分で4カ月後には釈放。セバスチャンと共に姿を消し音信不通となっている、元妻ゾーのことを訴えた。

そしてこの程、J・PはRadarOnlineにて自身の無実を改めて主張。

「ネット上で私のことがモンスターのように書かれていることについて、実際に起こった真実を取り戻したいのです。私がネットに書かれているようなことを子どもにしたのならば、明らかに私はモンスターでしょう。しかし、(息子を傷つけるようなことは)何もしていません。完全に捏造されたものです。そして懸念されるのは、それが非常にしっかりと計画されたように思われるということです」

彼は、ゾーがセバスチャン君を精神科に入院させたという2018年の出来事についてもシェア。J・Pの弁護士によれば、セバスチャン君は自他に対して危険があると判断され、救急治療室に1週間入院し、その後子どものための精神病院で2週間を過ごしたのだという。

J・Pはセバスチャン君の自傷行為や自殺念慮を示す行動を見たことがないと主張。彼が入院していた時期を「親にとって最悪の悪夢」だと表現し、息子が日常生活から離れ、両親にも1日1時間しか会えない状況にもショックを受けたと明かした。また、医師が退院の可能性を示したにもかかわらず、2週間の入院を決めたのもゾーだったとのこと。

J・Pはゾーの母が双極性障害と診断されており、ゾーも自身のことを双極性障害だと自己診断していたことを明かし、彼女の精神状態について「妄想的」かつ「支配的」だと説明した。

「ゾーの心理的、精神的状態は正常ではありません。私は彼女と一緒に暮らし、彼女の家族にある背景を知っています。そして、彼女が幼い頃に虐待を受けていたことも知っています。彼女は完全に立ち直れてはいません」

さらに、J・Pは彼が刑務所にいた間にゾーとコンタクトを取ったとされる警備員についても申し立てをしたことを共有。ゾーは警備員にJ・Pを襲うことを求めていたという。

ゾー本人からの発言が出るまで、もしくは捜査当局が彼女を見つけて裁判にかけるまで、この問題の行方は不透明だが、まずは何よりセバスチャン君の心身の健康を、そして関係者全員が適切な支援と必要な医療を受けられることを祈るばかり。(海外ドラマNAVI)

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Photo:

ゾー・マクラーレン ©FAM008/FAMOUS