米NBCのSFミステリー&ヒューマンドラマ『MANIFEST/マニフェスト』が、シーズン3で打ち切られた後にNetflixに救済される可能性が報じられたが、キャンセルが確定した。しかし、再び復活のチャンスが巡って来たようで、キャストとスタッフがシーズン4へ向けて契約間近だと米Deadlineなどが報じている。
今年6月に打ち切られた『マニフェスト』は、シリーズに興味を示していたNetflixにも最終的に見放されるという道を辿った。ところが、アメリカではNetflixでも配信されているのだが、本シリーズの視聴数がキャンセル後に爆発的に上昇し、トップ10ランキングのナンバーワンに輝く! その結果、一度は救済を見送ったNetflixが考えを改め、製作スタジオであるWBTVとの話し合いが、現在かなり進んでいるという。
なお、最初にNetflixが『マニフェスト』を見送ったのは、同社がシーズン4を製作してもアメリカにおける配信権しか獲得できないことが理由の一つだったとのことで、その問題がWBTVとの交渉でクリアされるかどうかが成立の鍵となりそうだ。
キャストの契約は6月で満期となっているため、WBTVは続投を望むキャストやスタッフとシーズン4へ向けた交渉を開始しているとのこと。
以前のインタビューでクリエイターのジェフ・レークは、シーズン6でシリーズを終了する計画で製作を進めていたと明かしている。よって、シーズン4への更新を見据えたシーズン3の最終話はクリフハンガーだらけで幕を閉じていることから、その答えを望むファンのためにもぜひNetflixとの交渉が確定して救済されることを願いたい。
過去には、米FOXでシーズン3をもってキャンセルされたファンタジー犯罪捜査ドラマ『LUCIFER/ルシファー』がNetflixに救済されて大復活を遂げ、シーズン6で有終の美を飾ることになっている。キーファー・サザーランドが主演する米ABCの政治サスペンスドラマ『サバイバー:宿命の大統領』もまた、シーズン2で打ち切られた後、Netflixへ移ってシーズン3が製作されていた。
果たして、その例に『MANIFEST/マニフェスト』が続くことができるか、続報に注目しておきたい。(海外ドラマNAVI)
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『MANIFEST/マニフェスト』© Warner Bros. Entertainment Inc. & NBC Studios, Inc.