『ドクター・フー』、ジョディ・ウィッテカー卒業後は革新的な変化がある

英国で絶大な人気を誇る長寿SFファンタジー『ドクター・フー』で、女性初となる13代目ドクターを演じるジョディ・ウィッテカーの降板は以前お伝えしたとおり。だが、ジョディの卒業後に、本作で革新的な変化があると報じられている。米Digital Spyが伝えた。

2016年から製作総指揮を務めていたクリス・チブナルもジョディと共に降板することも明らかになっているが、次シーズンは新しいドクターが登場することで、クリエイティブチームはシリーズを刷新し、新たなことに挑戦するようになるという。

ファンの中には、時代の変化を好まない人もいるかもしれないが、そういう流れは数年しか継続しない。刷新し続けてきたことが、長く愛されている秘訣でもあるだろう。

ジョディとチブナルは、残りのシリーズといくつかのスペシャル番組が最後になる予定で、契約は2022年に終了。降板を受け、ジョディは「この役が私にくれたものを言葉で言い表すことはできません。ドクターとそこから学んだ教訓を永遠に大事にします。変化は怖いものであり、私たちの誰もがそこに何があるのかわからないことを理解しています。だからこそ、私たちは探し続けるのです。希望を持って旅をしましょう。宇宙は絶えず、皆さんを驚かせてくれるでしょう」と語っていた。

そして、英BBCは次の時代ではペースを変えていくとし、エディンバラTVフェスティバルでBBCのドラマ・ディレクターであるピアーズ・ウェンガーは「ドクターとショーランナーの交代と同様に我々は革命的になるでしょう。変化が待っています」と述べた。

後任を選ぶことに関して、チブナルの意思は関係ないようで、彼自身も「自分の等級をはるかに超えている」と認めている。

『ドクター・フー』は英国のBBC Oneで、アメリカではBBC Americaで放送されており、シリーズ1から12まではHBO Maxで配信されている。シリーズ13は今年末に放送開始予定。(海外ドラマNAVI)

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『ドクター・フー』シーズン12 (c) BBC Studios