【訃報】『SATC』『ホワイトカラー』ウィリー・ガーソン逝去

『SEX AND THE CITY』(以下『SATC』)のスタンフォード役や『ホワイトカラー』のモジー役などで人気を博したウィリー・ガーソンが57歳という若さでこの世を去ったという悲しいニュースが入ってきた。TV Lineが報じている。

ウィリーの息子ネイサンが4枚の写真と共にInstagramを更新。「大好きだよパパ。安らかに眠ってください。パパの冒険を一緒に味わって、たくさんのことを成し遂げられたことを嬉しく思います。本当に誇りに思う。ずっと愛しているけれど、別々の冒険に出なければならない時が来たみたい。いつでも心の中にいるよ。パパが思っていたよりずっと大切に思ってる。今は、安らかに休んでほしい。僕が知る限り、あなたはいつでも一番強くて、面白くて、スマートな人でした。息子として愛をもらえることができて本当に良かった。これからも忘れないよ」とコメントをつけた。

インタビューでも度々息子のことを話していたウィリー。まさにキャリアにおける冒険は二人で味わってきたようだ。

TMZが報じるところによると、ウィリーは長年の間、癌と闘っていたというが、今回の死因なのかどうかは明らかにされていない。

イェールの演劇学校を卒業後、約40年に渡って俳優としてのキャリアを築き上げてきたウィリー。1980年代から『ファミリー・タイズ』、『Cheers(原題)』、『Mr. Belvedere(原題)』に出演。90年代に入ると『ボーイ・ミーツ・ワールド』、『X-ファイル』、『NYPD BLUE ~ニューヨーク市警15分署』などに出演し、1998年から開始した『SATC』ではサラ・ジェシカ・パーカー演じるキャリーのゲイの親友スタンフォードを演じ、映画版にも出演。自身の代名詞的キャラクターとなった。

HBO、HBO Maxの代表者は次のように声明を出している。「ウィリー・ガーソンはスクリーンと同じように友達思いで、周りに光を与える存在でした。HBO史上最も愛されるキャラクターを作り上げ、25年近く我々の家族の一員でした。この訃報を知って深い悲しみに暮れています。ご冥福をお祈り申し上げます」

現在HBO Maxによって製作が進められている『SATC』のリバイバル版『And Just Like That...(原題)』にも再登場する予定だったが、どの程度撮影が終了しているのかは定かではない。その他の出演作には『CSI』シリーズ、『ホワイトカラー』、『HAWAII FIVE-0』、『バツイチママは実家暮らし』などがある。

ドラマファンにとって、お馴染みの人だったウィリー。彼の冥福を心よりお祈りしたい。(海外ドラマNAVI)

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Photo:

ウィリー・ガーソン© FAM020/FAMOUS