日本ではNetflixで独占配信中の英Channel 4製作『デリー・ガールズ ~アイルランド青春物語~』がシーズン3で終了するとTV Lineが伝えている。
1話25分弱で展開する本作の舞台は、北アイルランド問題が終結を迎えようとする1990年代。カトリック系の私立高校に通う5人を中心に描いたシットコムだが、マイペースかつ型破りな女子高生たちが生み出す普通の笑いが高く評価され、シーズン1放送直後に新シーズンへと更新されていた。青春真っただ中の不安、そして約25年前の世界へのノスタルジーなど、様々な要素をミックスさせたことで多くの世代に支持されている。
クレア役のニコラ・コーグランは本シリーズと、『Harlots/ハーロッツ 快楽の代償』でブレイク。最新出演作Netflixオリジナルシリーズ『ブリジャートン家』ではペネロペ役としてもおなじみだ。
米現地時間9月23日(木)に大幅に遅れていたシーズン3がファイナルシーズンになることを発表したクリエイターのリサ・マッギー。「3シーズンの後に作品に別れを告げるアイデアはいつもありました。彼女たちをとりまく故郷の環境が変わり始め、北アイルランドが新たにより希望に満ちた時代に差し掛かろうとしているのと同時に、5人のバカげた若者たちは、ゆっくりと、とてもゆっくりと大人へと成長していきました」
「『デリー・ガールズ』は、私の故郷、そして私なるものを形作ってくれた人たちへのラブレターです。物語を手掛けることができてずっと光栄に思っていましたし、これからも成し遂げたことについてずっと誇りに思うことでしょう。エリン、クレア、ミシェル、オーラ、ジェームズの5人がなんらかの形で戻ってくるかもしれないし、戻ってこないかもしれないし、それは誰にもわかりません。しかし今はこれが私たちの決断です。熱心なファンのみなさんを最後の冒険へと連れ出すためのファイナルシーズンを、素晴らしいキャスト、クルーたちと撮影できることを楽しみにしています」
『デリー・ガールズ ~アイルランド青春物語~』ファイナルとなるシーズン3の配信日はパンデミックの影響を受けた遅延もあり今のところ未定。(海外ドラマNAVI)
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Netflixオリジナルシリーズ『デリー・ガールズ ~アイルランド青春物語~』シーズン1~2は独占配信中