『レジデント 型破りな天才研修医』あの人、降板理由を初めて告白

米FOXの人気医療ドラマ『レジデント 型破りな天才研修医』で、シーズン4を最後に降板したオリジナルキャストがシリーズを去ることになった理由を初めて明かした。米Deadlineが伝えている。

今年8月、新シーズンの放送を待っていたところに、シーズン1からニコレット・"ニック"・ネヴィン役でレギュラー出演していたエミリー・ヴァンキャンプの降板が発表された。シリーズは5月に、シーズン5への更新が決まっており、その時点ではエミリーは続投するものと思われていたため、彼女の降板は衝撃的だった。

エミリーは降板した理由について、『リベンジ』で共演した夫で俳優のジョシュ・ボウマンとの間に誕生した、第一子となる娘アイリスちゃんが大きな理由だと述べている。

「私は何年もTVの仕事に時間に費やしてきたけれど、突然、優先順位が変わったの。すべての女性の人生、すべての人の人生の中で、仕事よりも家族が大切になる瞬間が来ると思う。その瞬間が、『レジデント』に出演しているときに起きたの。これほど多くのエピソードを別の都市で撮影して、さらに新型コロナウイルスが加わり、キャストのほとんどが1年近くも家族と会うことができなかった。今の時点で家族が私の心の拠り所だから決断したの」

しかし、シリーズを去ることはつらかったとエミリーは話す。「降板はとてもホロ苦かった。『レジデント』に出演した4年間が大好きだった。よく、何か悪いことが起こったり、不仲が原因で誰かが降板したという話を聞くけど、私の場合は真逆だった。私たちの間には愛と尊敬以外のものはないし、この決断は誰にとっても簡単なものではなかった。だけど、個人的に私には降板が正しいことで、理解と思いやりを得られたことに感謝している」とコメントした。

なお、9月21日(火)に放送スタートした『レジデント 型破りな天才研修医』シーズン5の第1話「Da Da(原題)」で、エミリー演じるニックがどのようにして番組から去るのか、その理由が描かれている。

(海外ドラマNAVI)

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『レジデント 型破りな天才研修医』© 2019-2020 Twentieth Century Fox Film Corporation. All rights reserved.