冷戦時代のアメリカを舞台にしたスパイ・サスペンスドラマ『ジ・アメリカンズ』のクリエイター、ジョー・ワイズバーグとジョエル・フィールズが同作の放送局である米FXにカムバックし、各話30分全10話のリミテッドシリーズを製作することがわかった。主演・製作総指揮に『ジ・オフィス』のスティーヴ・カレルを迎える。米Deadlineが報じた。
フィールズとワイズバーグが共同執筆する新作『The Patient(原題)』は、精神科医を主人公にしたサイコスリラー。カレルが演じる精神科医アレクサンダー・シュトラウスは、妻を亡くしたばかりで、まだ自身の痛みや喪失と向き合えていないという設定。そんな状況の中、シリアルキラーから殺人の衝動を抑えてほしいと要求されるが、彼自身が心に閉ざした問題に対処しながらその男の心に向き合うことは、危険な旅を招くことになり...という物語。
製作総指揮には、キャロライン・ムーア(『Divorce/ディボース』)、ヴィクター・スー(『アイ・ラブ・ディック』)も加わる。
ワイズバーグとフィールズが手がけた『ジ・アメリカンズ』はFXにて2013年から6シーズンにわたり放送された。6年間でエミー賞18ノミネーションを記録し、2018年の脚本賞を含む4冠を得ている。
そんな彼らとタッグを組むカレルは、2014年のサスペンス映画『フォックスキャッチャー』でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされたほか、英国のTVシリーズをリメイクしたコメディドラマ『ジ・オフィス』では2006年から6年連続でエミー賞コメディシリーズ主演男優賞にノミネートされた。最新出演ドラマの『スペース・フォース』はNetflixで独占配信中。(海外ドラマNAVI)
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スティーヴ・カレル©FAM020/FAMOUS