『L.A.LAW/7人の弁護士』続編、アーニー・ベッカー役のコービン・バーンセンがカムバック

1986年から8シーズンにわたって米NBCで放送された法廷ドラマ『L.A. LAW/7人の弁護士』の続編製作が進んでいることは以前お伝えした通り。このほど、オリジナルキャストのコービン・バーンセン(『メジャーリーグ』)もカムバックすることが明らかになった。米Hollywood Reporterらが報じている。

『L.A. LAW』は、ロサンゼルスのマッケンジー&ブラックマン法律事務所に勤める弁護士たちの活躍を描くシリーズ。今回出演が決定したコービンは、オリジナルでアーニー・ベッカーを演じていた。リブート版では、本家に登場し、シーズン8でパートナーに昇格したジョナサン・ローリンズ弁護士を演じたブレア・アンダーウッドが同役で出演することがすでに決まっている。マッケンジー&ブラックマン法律事務所を舞台にオリジナルキャストは出演するが、ローリンズと働く新世代の弁護士を中心に描かれると言われている。

コービンは、カムバックを受け「本作の世界でアーニー・ベッカーをまた演じたいと何年も考えていました。今こそ、ベッカーの目を通して、急速に変化する世界を探求するべきだと思います。気を引き締めて待っていてください」とコメント。

コービンが演じるベッカーは、「世界は変わってしまったのに自分は1980年代から変化していない昔のままの色男」と表現されている。そして60代になった彼は、急速に変化する性と政治の状況に苦しんでいると説明されている。

米ABCは今月初め、続編のパイロット・オーダーを出しており、ブレアをはじめとするキャストたちが戻ってくることに期待が高まっている。脚本家のマーク・グッゲンハイム(『レジェンド・オブ・トゥモロー』)とウバ・モハメド(『見えない訪問者 ~ザ・ウィスパーズ~』)がペンをとり、製作総指揮も担う。

弁護士からTV脚本家に転身したグッゲンハイムとモハメドが手掛ける新『L.A.LAW』では、老舗の法律事務所であるマッケンジー・ブラックマン法律事務所が、誰もが注目するような刺激的な事件のみを扱う訴訟事務所として生まれ変わることになる。理想主義から転じて保守的になったローリンズ(ブレア)は、ミレニアル世代のJ・J・フリーマンと衝突しながら、政治的・法的に事務所が変わるために進むべき最善の道を選んでいく。(海外ドラマNAVI)

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コービン・バーンセン©NYPW/FAMOUS