『デスパレートな妻たち』に出演したあの人が、リップシンクではなく歌で競い合う新たな『ル・ポールのドラァグ・レース』スピンオフ番組の『Queen of the Universe(原題)』でジャッジを務めることが決定したとVarietyが伝えている。
Paramount Plus配信に向けて製作されるリアリティショー『Queen of the Universe(原題)』。本家では生き残りを掛け、魂を込めたダンスと口パクの正確さで競うリップシンクが見ものだが、国際色豊かなドラァグクイーンが本気の歌唱力で王座を目指す対決型番組がデビューする。
そのジャッジとして参加するキャストが発表され、『ル・ポールのドラァグ・レース』シーズン7でお馴染みのトリクシー・マテル、ポップシンガーのレオナ・ルイス、本家のメインジャッジとして知られるミシェル・ヴィサージュに並び、『デスパレートな妻たち』のレネ・ペリー役で知られ歌手としても活躍するヴァネッサ・ウィリアムズが参加することが明らかになった。
4人のジャッジはそれぞれ世界的ヒットを世に送り出していたり、ドラァグやリアリティショーに精通。初となるアフリカ系アメリカ人ミスアメリカ、『アグリー・ベティ』で3度エミー賞ノミネート、ビルボード全米シングル1位獲得など、女優や歌手として様々な輝かしい経歴をもつヴァネッサは2020年『ル・ポールのドラァグ・レース: 秘密の有名人』に出演。トリクシーも『ル・ポールのドラァグ・レース: オールスターズ』シーズン3で優勝経験があり、"ル・ポール"シリーズお馴染みのキャストといえる。
音楽オーディション番組『Xファクター』のイギリス版でデビューしたレオナは2019年、ドイツのドラァグ・リアリティショー『Queen of Drags(原題)』でゲスト審査員を担当。ミシェルは1990年代に複数のグループで楽曲を発表し、いくつかのシングルはチャート入りを果たしており、4人とも本作に必要な要素を十分に兼ね備えているエキスパートといえる。
コメディアンでトークショーのホストも務めるグレアム・ノートンが司会を務める本作は『アメリカン・アイドル』のようなスタイルになるとのこと。撮影が行われるロンドンには、アメリカ、メキシコ、中国、インド、イギリス、カナダといった10カ国から挑戦者が集結。アメリカでは12月2日にParamount Plusで配信開始予定。その後、中南米、オーストラリア、カナダ、北欧で配信予定。現時点で日本上陸に関する情報は発表されていない。(海外ドラマNAVI)
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フェリシティ・ハフマン、ブレンダ・ストロング、ヴァネッサ・ウィリアムズ、エヴァ・ロンゴリア© Phil Roach/FAMOUS