英SF人気ドラマ『ドクター・フー』で女性ドクターとして13代目に抜擢されたジョディ・ウィッテカーが、10代目ドクターのデヴィッド・テナントから貰ったアドバイスを明かしている。米Comicbook.comが報じた。
英犯罪捜査ドラマ『ブロードチャーチ ~殺意の町~』で共演したことがあるジョディとデヴィッド。ドクター役に決定した当時を振り返ったジョディは、彼から貰ったアドバイスについて語っている。
「私がドクターに決定したニュースは、2017年に発表されたのだったかしら...? それから3年経って3シーズンに出演したけど、私にとっては奇妙なことに、それよりももっと長く感じている。それなのに実際には時間が早く過ぎ去った感じで、出演前にデヴィッドが私に言ったことをよく思い出したものよ。彼は、"アッという間に時間が過ぎるだろう。旋風のようにね。実際にそうだった。僕がずっと感謝していることの一つが、(ヤズミン・カーン役の)マンディップ(・ギル)と僕が、どれほど『ドクター・フー』がすごい存在であるかを常に意識できたことだった。そのカオスの中にいたら、まさに狂った旋風だよ。どんな撮影現場でもそうだけど、特に『ドクター・フー』は凄まじいんだ! 本当に楽しかったし、瞬く間に時間が過ぎてしまった。すごく豊かで素晴らしい経験でいっぱいだったよ"と」
出演している時間が飛ぶように過ぎてしまうため、その時を大切にするよう助言したというデヴィッドは2019年に、どのようなアドバイスをジョディに贈ったかを明かしており、ドクターを演じることについてサポートできる人は少ないから心の準備をしておくように、そして『ドクター・フー』の撮影現場では演技学校で学んだことはあまり役に立たないと話していた。
なお、今年7月にジョディはシーズン13をもって降板することが発表されたが、現時点では新ドクター役は決まっていない。ジョディにとってファイナルとなる『ドクター・フー』シーズン13は、英BBCにて毎週日曜日に放送中。(海外ドラマNAVI)
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『ドクター・フー』© BBC Studios