BBCの人気SFドラマ『ドクター・フー』から、待望の未就学児向けアニメスピンオフシリーズが誕生することが発表された。愛らしいターディスが、子ども向けチャンネルCBeebiesへと旅立つこととなる。
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新たなアニメシリーズが始動
今回のスピンオフは、本編とは独立したシリーズとして展開される。BBCは現在、本作を制作・プロデュースする会社を募集中だ。これまでも『ドクター・フー』はアニメ作品や子ども向け番組と縁が深かったが、フーニバース(ドクター・フーの世界)のシリーズがCBeebies向けに制作されるのは今回が初の試みである。
CBeebiesディレクターも歓迎!ドクターの知性とユーモアを子どもたちへ
BBCの子ども・教育部門ディレクターであるパトリシア・イダルゴは、この新プロジェクトについて「CBeebiesはみなさんを歓迎します。もちろんドクターもです! このフランチャイズは世界中で何百万人もの人々を楽しませてきました。私たちのより若い視聴者がドクターの不思議や魔法を新しいフォーマットで体験できるのは当然のことです。非常にエキサイティングな機会であり、私たちは新プロジェクトに向けて企業の提案を受けるのを楽しみにしています。イギリスのアニメーション業界へのコミットメントと投資を引き続き進めていきます」と語っている。
2027年放送開始予定!ギャリフレイの異星人が示す「知性」と「道徳心」
この新シリーズは、2027年から2028年にかけて26話、さらに2028年から2029年にかけても26話が放送される予定。
BBCが発表した企画書には、ドクターの故郷である惑星ガリフレイ、そして象徴的なターディスやソニック・スクリュードライバーなど、シリーズの主要要素を今後も維持していく意向が詳細に記されている。
また、ドクターは「特に科学知識において非常に知的」であり、視聴者にとって憧れの存在であるべきだとも明記されている。さらに、強い道徳心を持ち、肉体的な戦闘は避け、「知性、ユーモア、外交によって対立を解決する」ことが求められており、子どもたちに知性と優しさをもって問題解決にあたる姿勢を伝えることが期待される。
『ドクター・フー』はDisney+(ディズニープラス)で配信中。(海外ドラマNAVI)
参考元:Radio Times