『モダン・ファミリー』ソフィア・ベルガラ、Netflix製作ドラマで実在したドラッグディーラー役に

米ABCのコメディ『モダン・ファミリー』のグロリア役でエミー賞、ゴールデングローブ賞、SAG賞などにノミネートされたことがあるソフィア・ベルガラが、今度は実在する犯罪者を演じることがわかった。米Deadlineが報じている。

米Netflixによる新作リミテッドシリーズ『Griselda(原題)』で、ソフィアは悪名高い麻薬カルテルの女王、グリセルダ・ブランコを演じる。全6話構成の本作は、歴史上最も収益性の高いカルテルのひとつを作り上げたブランコの実像を描いたもの。献身的な母親でもある彼女は、家族とビジネスの間を巧みに行き来し、"ブラック・ウィドウ"というニックネームで広く知られるようになった。

このシリーズは、『Empire 成功の代償』などの脚本で知られるイングリッド・エスカヘーダがショーランナー、脚本、製作総指揮を務め、エリック・ニューマン(『ナルコス』シリーズ)、ダグ・ミロ(『グレートウォール』)、アンドレス・バイス(『ヒドゥン・フェイス』)、カルロ・バーナード(『魔法使いの弟子』)らもプロデューサーを担う。メンバーのほとんどが『ナルコス』シリーズの関係者であるが、この新作は『ナルコス』とは一切関係はない。主演するソフィアもまた、エグゼクティブ・プロデューサーも兼任し、彼女と同じコロンビア出身のバイスが全エピソードの監督を務める。

ソフィアはこの作品について、以下のように述べている。「グリセルダ・ブランコは、悪名高い多くの麻薬王たちの何年も前に、冷酷かつ独創的な戦術で10億ドルの帝国を支配した女性の大物ギャングでした。エリック、アンドレス、そしてNetflixという完璧なパートナーを見つけ、彼女の人生の物語をスクリーンに映し出すことができることに興奮しています」

また、ニューマンは、「本作は、ソフィアが長い間情熱を傾けてきたプロジェクトであり、彼女とLatinWE社のパートナーたちが、そのストーリーを伝えるために私たちを選んでくれたことに感謝しています。ソフィアは素晴らしい才能の持ち主で、彼女の情熱と、ダグとイングリッドによる素晴らしいストーリー、そして素晴らしいバイスの演出が相まって、非常にエキサイティングな作品を視聴者の皆様にお届けすることができます」と述べた。

Netflixの米国とカナダのシリーズにおける担当副社長であるピーター・フリードランダーは、本作への思いを以下のように話した。「エリック・ニューマンは、スクリーン上で最もダイナミックなキャラクターとストーリーに巧みに命を吹き込める人物です。私たちは、ニューマンと共にこの創造的な道を進み、エンターテイメント界の力であり、世界的に愛されている才能豊かなソフィア・ベルガラとコラボレーションできることを嬉しく思っております。イングリッド・エスカヘーダ、ダグ・ミロ、アンドレス・バイスが、グリセルダ・ブランコの壮大で果てしない展開の物語にどのように挑むのか、素晴らしいチームの指揮のもと、世界中の皆様にお見せできることを楽しみにしています」

今後も配信日や追加キャストなどが分かり次第、続報をお届けしていきたい。(海外ドラマNAVI)

Photo:

ソフィア・ベルガラ©SF/Famous