性を考察する異色ドラマ『マスターズ・オブ・セックス』でバージニア・"ジニ"・ジョンソンに扮したリジー・キャプランが、サスペンススリラー映画『危険な情事』のドラマ版に出演することがわかった。米TV Lineが報じている。
1987年に公開された映画版は、妻子と幸せな生活を送っていながら、出来心で魅力的な編集者アレックス(グレン・クローズ)と一夜限りの関係を持ってしまった弁護士ダン(マイケル・ダグラス)が、独占欲が強い彼女にストーキングされて徐々に追い詰められていくさまを描き、第60回アカデミー賞で6部門にノミネート。
米CBSの配信サービスParamount+で製作されるドラマ版は、「現代というレンズを通して強い女性や人格障害、支配的な束縛を映し出す」と紹介されている。そして、リジーはドラマ版でアレックスを演じる。現時点では、ダン役のキャストは決まっていない。
実話をもとにしたアンソロジー・サスペンスドラマ『ダーティ・ジョン -秘密と嘘-』でクリエイターを務め、犯罪捜査ドラマ『アクエリアス 刑事サム・ホディアック』を手掛けたアレクサンドラ・カニンガムが脚本・ショーランナー・製作総指揮を担う。
リジーはこれまで、スティーヴン・キング原案のホラードラマ『キャッスルロック』シーズン2に、小説「ミザリー」に登場するキャラクター、アニー役で出演する他、Apple TV+のサスペンスドラマ『真相 - Truth Be Told』で双子を演じていた。また、『127時間』や『バチェロレッテ -あの子が結婚するなんて!』など映画作品にも出演している。
なお、Paramount+では現在、『危険な情事』の他に『フラッシュダンス』や『ミニミニ大作戦』、『ある愛の詩』、『パララックス・ビュー』などクラシック映画のドラマ版製作も進行している。
(海外ドラマNAVI)
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リジー・キャプラン ©SF/Famous