貴族と使用人の愛憎劇を描く英ドラマシリーズ『ダウントン・アビー』のクリエイター、ジュリアン・フェロウズが手掛け、アメリカ版『ダウントン・アビー』とも言われている米HBOの歴史ドラマ『The Gilded Age(原題)』の予告編が解禁となった。米IndieWireが伝えている。
『ダウントン・アビー』や『ゴスフォード・パーク』などを手掛けてきたことで知られるフェロウズ。『ダウントン・アビー』後も『ザ・イングリッシュ・ゲーム』『ベルグレービア 秘密だらけの邸宅街』といったTVシリーズを生み出してきた。2022年公開に向けて映画『ダウントン・アビー』第2弾も進んでおり、多忙を極めるフェロウズの最新作として注目を集めるのがアメリカで年明けに配信される『The Gilded Age(原題)』だ。
2022年1月解禁予定のシーズン1は全9話構成。HBOが公表しているシノプシスによると、本作の舞台は、南北戦争後に経済が急速に発展した1880年代のアメリカ。『The Gilded Age』は、南部に住む将軍の娘で孤児となった若きマリアン・ブルックがペンシルバニアからニューヨークに暮らす叔母の家に身を寄せ、社交界を上り詰めていく姿が描かれる。
豪華キャストに名を連ねるのは、シンシア・ニクソン(『SEX AND THE CITY』)、クリスティーン・バランスキー(『The Good Fight/ザ・グッド・ファイト』)、キャリー・クーン(『LEFTOVERS/残された世界』)、モーガン・スペクター(『プロット・アゲンスト・アメリカ』)、タイッサ・ファーミガ(『アメリカン・ホラー・ストーリー』)ら。
HBOが公表しているシノプシスによると、本作の舞台は、南北戦争後に経済が急速に発展した1880年代のアメリカ。『The Gilded Age』は、南部に住む将軍の娘で孤児となった若きマリアン・ブルック(演じるのはメリル・ストリープを母に持ち、本作がTVシリーズデビューとなるルイーザ・ジェイコブソン)がペンシルバニアからニューヨークに暮らす叔母の家に身を寄せ、社交界を上り詰めていく姿が描かれる。
富豪と権力者たちの浮き沈みを描く本作の共同製作総指揮には歴史家のエリカ・アームストロング・ダンバーが参加し、コンサルタントを担当。「この作品はフィクションだけど、信頼性に基づく物語であることは大切。現代に移行する時代だった19世紀のアメリカを視聴者に見て、体感して、驚いてほしい」と話している。
第1話は2022年1月24日(月)、HBO Maxにて配信開始予定。日本への上陸は今のところ未定。(海外ドラマNAVI)
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HBO Max『The Gilded Age』