『ドクター・フー』シーズン13にお馴じみの顔ぶれがカムバック!

英人気SF長寿ドラマ『ドクター・フー』シーズン13に、あのお馴じみの顔ぶれがカムバックしてファンを大いに沸き立たせている。英Digital Spyが報じている。(※本記事はシーズン13のネタばれを含みますのでご注意ください)

初の女性ドクターを演じるジョディ・ウィッテカーにとってファイナルとなるシーズン13では、ドクターとヤスミン(マンディップ・ギル)に加え、新コンパニオンとなったダン(ジョン・ビショップ)とヴィンダー(ジェイコブ・アンダーソン)がウィルス"SWARM"の謎に迫る。

英BBCにて11月28日(日)に放送されたシーズン13の第5話「Chapter Five: Survivors of the Flux(原題)」では、シーズン2に初登場した地球外生命体である奴隷種族のウードが久々の復帰を遂げた。SNSではファンが、「ウードが戻ったぞ!」、「ウードが大好き!」といったコメントを投稿し、タコを思わせるエイリアンのカムバックを喜んでいた。

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その他には、地球に対する超常的な脅威を調査する軍事組織 U.N.I.T.(Unified Intelligence Taskforceの略)もカムバックを果たしている。1960年代に初登場したU.N.I.T.は、もともと United Nations Intelligence Taskforce(国連インテリジェント・タスクフォース)と呼ばれていたが、本物の国連が関与を望まなかったため名前の変更を余儀なくされたという。

第5話では1967年のU.N.I.T.のオフィスが登場し、そこに次元超越時空移動装置のターディスがあったことが明かされ、ファンからはU.N.I.T.のオリジンについても大きな反響があったようだ。

一方で、シーズン13に対する反応すべてが肯定的なわけではなく、「今シーズンは混乱しすぎて話をフォローするのが難しい」といった不満の声も挙がっているとのこと。だが、第1話の視聴者数は443万人に達し、ジョディがドクターを演じるファイナルシーズンは大々的なデビューを飾っている。

またシーズン13には、ロチェンダ・サンドール(『クリミナル:イギリス編』)、クレイグ・パーキンソン(『ライン・オブ・デューティー』)、スー・ジェンキンス(『IT"S A SIN 哀しみの天使たち』)、スティーヴ・オーラム(『このサイテーな世界の終わり』)をはじめとする数多くのゲストが出演しているのも見どころだ。

過去のキャラクターや豪華ゲストで彩られる『ドクター・フー』シーズン13は、BBCにて毎週日曜日に放送中。(海外ドラマNAVI)

Photo:

『ドクター・フー』© James Pardon/BBC Studios/BBC America