Disney+(ディズニープラス)によるマーベル・ドラマシリーズ『ホークアイ』。先日、配信されたばかりの第4話「私たち相棒でしょ?」で、ついにあのキャラクターが姿を見せ、その登場についてエピソード監督が語っている。(※本記事は、第4話のネタばれを含みますのでご注意ください!)
『ホークアイ』は、〈ヒーローを辞めたい男〉ホークアイ/クリント・バートン(ジェレミー・レナー)が愛する家族と過ごすはずの平穏なクリスマスを保留にし、アベンジャーズになりたい若き弓の使い手ケイト・ビショップ(ヘイリー・スタインフェルド)と共に、自分の過去に関わる大事件へ身を投じていく。
第4話「私たち相棒でしょ?」で、ホークアイにとってアベンジャーズのメンバーで最も近しい存在で、長きにわたる戦友だったブラック・ウィドウ/ナターシャ・ロマノフの妹分であるエレーナが、ついに映画『ブラック・ウィドウ』に続いて姿を見せた。
第3~5話でエピソード監督を務めた女性クリエイターコンビのバート&バーティーが米Etonlineのインタビューに応え、エレーナ役でカムバックしたフローレンス・ピューを絶賛している。フローレンスは自分が演じる役に強い意見を持っており、例えばエレーナのコスチュームについても自分なりのアイデアを出し、すべてにおいて監督と役者の完全なコラボレートだったと話す。
かねてから報じられていた、フローレンス演じるエレーナの『ホークアイ』への登場については、いかにして彼女が姿を見せるかに注目が集まっていた。
その最大の見せ場となるシーンでエレーナは、マスクを被って現れ、ビルの屋上でホークアイと接近戦になだれ込む展開に。クリントは相手が誰だかわからないまま闘っていたが、エレーナのマスクを剝ぎ取って正体が判明。
『ブラック・ウィドウ』のエンドクレジットシーンでエレーナは、『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』に登場した謎の女性ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌ(ジュリア・ルイス=ドレイファス)から、ナターシャの死の原因はホークアイだと吹き込まれていた。その情報を得たエレーナが復讐を果たすために、クリントの前に姿を見せたと思われる。
エレーナとホークアイが初対面を果たす戦闘シーンについても、バート&バーティーが言及。ジェレミーはアクションシーンに積極的に参加することを好み、ヘイリーの能力にスタントチームは驚いていたという。またフローレンスについては、スタントマンが演じるはずのシーンを彼女が「自分でできる」と主張したため交代、フローレンスが見事にこなしたとも明かす。フローレンスがエレーナ役で登場したシーンは、キャストとスタッフの協力により迫力あるシーンに仕上がったようだ。
『ホークアイ』のエピソードは残すところ2話のみ。一体、どんな結末が待ち受けているのか―。ディズニープラスにて、毎週水曜日に新エピソードが配信中。(海外ドラマNAVI)
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『ホークアイ』©2021 Marvel