Netflix製作による『Marvel アイアン・フィスト』でコリーン・ウィングを演じたジェシカ・ヘンウィックが、マーベル・シネマティック・ユニバー（MCU）でコリーンが復活する可能性を考慮し、マーベル映画『シャン・チー／テン・リングスの伝説』の役を断っていたという。
米The Hollywood Reporterとのインタビューでジェシカは、『シャン・チー』と『マトリックス レザレクションズ』のオーディションを同時期に受けていたことを告白。その結果、どちらにも合格して悩んだ末、『マトリックス』を選択、その理由を明かしている。
「もし、『シャン・チー』に出演したら、事実上コリーンを永久に眠らせてしまうことになります。それが出演を断った主な要因ではありませんが、その点は間違いなく話し合いで浮上しました。私はコリーンが大好きで、彼女は私の人生を変えました。もちろん、彼女を再演する機会を与えられたら復帰するつもりですが、どれほどその可能性があるかはわかりません。何年も前にチャーリー（・コックス）は、その機会があることを知っていました。すでに彼は、それ（デアデビル役でカムバックすること）が起こっていることを知っていたんです。コリーンが復活する計画があれば、今頃、私も耳にしているはずです」
現時点ではコリーン役で続投する具体的な話はないようだが、とはいえ諸々の事情を考えると、『マトリックス』を選んだ決断は理にかなっていると言えそうだ。
ちなみにジェシカがオーディションを受けた役は、シャン・チーの妹シャーリンだったとのこと。『シャン・チー』は続編の製作が発表されており、シャーリンを演じたメンガー・チャンの続投が期待されている。よって、この役をジェシカが受けていたら、再びコリーンを演じる可能性を完全に閉じてしまっていただろう。
なお、2021年12月上旬、『Marvel デアデビル』でマット・マードック／デアデビルを演じたチャーリー・コックスが再び同役を演じ、MCU作品に初登場することが発表された。そして、Disney＋（ディズニープラス）のマーベルドラマ『ホークアイ』に、また別の『Marvel デアデビル』キャラクターが姿を見せ、大きな話題となっていた。
将来的にMCUでジェシカがコリーンを再び演じるかどうかは未知だが、期待しながら朗報を待ちたい。（海外ドラマNAVI）
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右：ジェシカ・ヘンウィック（左：ロザリオ・ドーソン） ©NYKC/FAMOUS
