『L.A. LAW』続編に『キャッスル』や『トランスペアレント』からあの人たちが出演

2020年末に発表された『L.A. LAW/7人の弁護士』続編製作のニュース。この度、キャスト情報が解禁し、『キャッスル ~ミステリー作家は事件がお好き』のあの人も参加することが明らかになったとDeadlineが伝えている。

ABC製作でよみがえる『L.A. Law』。1986年から1984年にかけて放送された法廷ドラマ『L.A. LAW/7人の弁護士』のリバイバルで、ブレア・アンダーウッドとコービン・バーンセンがオリジナルキャストとしてカムバックすることが既に発表されていた。

この度、新たに『キャッスル ~ミステリー作家は事件がお好き』のヘイリー・シプトン役で知られるトックス・オラグンドイ、『トランスペアレント』のハリ・ネフ、『HOMELAND』のイアン・ダフが参加することが明らかに。3人はオリジナルキャラクターの傍で、新たなキャラクターを演じるという。

米CWのアメコミシリーズ『ARROW/アロー』のマーク・グッゲンハイムとユバ・モハメドが脚本と製作総指揮を担当し、『Major Crimes ~重大犯罪課』のアンソニー・ヘミングウェイが監督を務めるパイロット版。由緒あるマッケンジー&ブラックマン法律事務所はベッカー・ローリンズに名を改め、境界を押し広げ、社会問題を解決する起爆剤となりそうな訴訟を専門とする事務所に生まれ変わり、そこで活躍する新世代の弁護士たちに焦点を当てて描かれる。

トックス演じるのは地方検事補エリカ。オリジナル版ではスーザン・デイ、セシル・ホフマン、ジョン・スペンサーなどが演じてきた地方検事補を引き継ぐ。トックスは、最近米ABCの『ザ・ルーキー 40歳の新米ポリス!?』やディズニープラスの『ビッグショット!』にも出演。Huluで製作中の探偵ドラマ『Career Opportunities in Murder and Mayhem(原題)』にも出演予定だ。

ハリ演じるのは、トランスジェンダーの弁護士アラナ・バーク。既存の概念にとらわれない考えで存在感を放つ役どころ。『YOU ―君がすべて―』にも出演していた彼女は、最近、出演のみならず製作も担当した映画『Simchas and Sorrows(原題)』を終えたばかりで、同作を含め3作の待機作が控えている。

イアン演じるのはアソシエイトのJJ・フリーマン。理想を追い求め突き進むタイプで、たとえ憧れを抱く人であろうと権力者であろうと、真実を口に出すことを恐れない。イアンはアカデミー賞を賑わせた『ユダ&ブラック・メシア 裏切りの代償』でダニエル・カルーヤらと共演。TVシリーズでも『ニュー・アムステルダム 医師たちのカルテ』や『The Republic of Sarah(原題)』に出演し、注目を集めている。

個性あふれるキャスト陣が往年の法廷ドラマをどのように蘇らせてくれるのか、楽しみだ。(海外ドラマNAVI)

Photo:

トックス・オラグンドイ©NYPW/FAMOUS
ハリ・ネフ©PF