Netflixの新作ドラマ『The Apology(原題)』に、マッツ・ミケルセンがカンヌ国際映画祭の主演男優賞を受賞した『偽りなき者』の監督トマス・ヴィンターベアが参加することが明らかになった。一挙に2シーズン分発注された同作の主演を務めるのは、これがドラマ初主演となるオスカー女優のグウィネス・パルトロー。米Deadlineが報じている。
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『The Apology(原題)』の中心となるのは、18年前に息子を殺されたケイレブとイヴリンのアムスポーカー夫妻。国中を震撼させたこの未解決事件の犯人として、突然現れた見知らぬ男が犯行を自供する。しかし、ようやく正義が果たされるかと思われた矢先、男が減刑される可能性が浮上。耐えがたい真実に直面したケイレブとイヴリンは、自分たちの手で決着をつけることを決意する…。イヴリンをグウィネスが演じる。
グウィネスは近年、自身のライフスタイルブランドGoopに注力しており、ドラマで姿を見せるのは2020年の『ザ・ポリティシャン』以来となる。過去には、『Glee/グリー』や『アメリカン・ホラー・ストーリーズ』に参加していた。

ショーランナーを担うのは、実話をもとにしたミステリードラマ『ウーマン・イン・ザ・ウォール』のジョー・マーター。監督を務めるトマス・ヴィンターベアは、『偽りなき者』に続いてマッツ・ミケルセンと再び組んだ『アナザーラウンド』でアカデミー賞監督賞にノミネートされたことがある。アメリカのドラマシリーズでメガホンを取るのは、Netflixの新作ドラマ『Kennedy(原題)』に続いて2度目だ。
制作を手掛けるのは、ヒット作を次々と生み出すA24と、その傘下であるCut To。Netflixは本作を2シーズン一挙発注しており、期待の高さがうかがえる。
『The Apology(原題)』の2シーズンまとめての発注は、Netflixのコンテンツ戦略における大きな転換点を示すものだと、Deadlineは指摘する。Netflixでは今月中旬に最高コンテンツ責任者(CCO)のベラ・バジャリアがピーター・ライスに交代、映画部門責任者のダン・リンも退任と、立て続けに幹部交代劇が起きた。さらには約1000人の解雇も実行する状況の中、アメリカ・カナダの脚本付きシリーズ部門責任者であるジニー・ハウが主導した今回の発表は、Netflixの新たな方向性を示すものだという。関係者によれば、その決定に新任のライスは関与しておらず、ハウがCEOのテッド・サランドスと直接協議した結果とのこと。
Netflixの新作ドラマの2シーズン一挙発注というと、2013年から6シーズン続いた初のオリジナルシリーズ『ハウス・オブ・カード 野望の階段』と同じだ。イッキ見を習慣づけさせた当時のような熱狂を再びもたらすことができるだろうか。
『偽りなき者』はU-NEXTで配信中。(海外ドラマNAVI)






