Prime Videoによる実写ドラマシリーズ『スパイダー・ノワール』が1シーズンにて打ち切りとなったことは先日お伝えしていた通り。これを受け、主演を務めたニコラス・ケイジが自身の思いを明かしている。
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ニコラス・ケイジ主演『スパイダー・ノワール』シーズン1で打ち切り
Amazon Prime Videoが配信するニコラス・ケイ …
主演ニコラス・ケイジ「1シーズンで完璧だった」
ニコラスは米Deadlineへの声明で、「この危険で革新的、そしてポップアートのようなスパイダーマンで言いたいことを言い終えた私にとって、1シーズンというのは完璧です」とコメント。「前へ、上へ、そして内へ(Onwards, upwards, inwards)」と言葉を添え、潔い姿勢を示した。
打ち切りに対するニコラスの反応は、本作の公開後に受けていたインタビューでの発言とも一致する。彼はシーズン更新の可能性を不確実に感じつつも、自身と制作陣が成し遂げた成果に満足している様子を見せていた。米Varietyの取材に対しても「実現しようがしまいが、私たち全員が目指していたことを達成しましたし、それ自体で成立しています」と手応えを語っていた。
評価と話題性を兼ね備えた話題作
ニコラスにとって初のTVドラマ主演作となった『スパイダー・ノワール』は、批評家と視聴者の双方から高い評価を獲得。米レビュー収集サイト「Rotten Tomatoes」では批評家スコア92パーセント、観客スコア90パーセントを記録し、2026年のPrime Video作品の中で最多となる11部門のエミー賞ノミネートを果たした。
高額な制作費や、大ヒットとまでは言えないものの堅調だった視聴者数が打ち切りの背景にあるとみられている。しかし、カラー版とモノクロ版の両方で公開されるなどユニークな手法でも大きな存在感を示した。
往年の名画から得たインスピレーション
本作はアカデミー賞受賞俳優であるニコラスにとっても新たな演技上の挑戦となったという。6月にDeadlineの取材に対し、役作りのインスピレーションについて次のように語っている。
「30年代や40年代の古い映画に立ち返り、ハワード・ホークス監督の作品をいくつか観て、当時の俳優たちのセリフ回しのスピード感を吸収したかったのです。また、フレッド・マクマレイとバーバラ・スタンウィックが出演した『深夜の告白』も頭に浮かびました。その本質や仕草、発声法を体現し、スタン・リーの傑作であるスパイダーマンと衝突させてどのような火花を生み出せるか試してみたかった。ロイ・リキテンスタインの絵画のようなもので、自分にとっても視聴者にとっても新しいものを提示したかったのです」
ストリーミングへの先見の明と今後の展開ニコラスは打ち切り後もPrime Videoとの良好なパートナーシップを継続している。次作として、伝説的なフットボールコーチであり解説者のジョン・マデンを演じる映画『Madden(原題)』が11月18日に同サービスで配信予定だ。
残念ながら終了となった『スパイダー・ノワール』はAmazon Prime Videoで独占配信中。(海外ドラマNAVI)







