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クリストファー・ノーラン監督作『オデュッセイア』主人公の運命を握る女性たちに注目!

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オデュッセイア

一足先に公開された本国アメリカなどで数々の興行記録を塗り替えているクリストファー・ノーラン監督最新作『オデュッセイア』。全米映画ランキングで初登場1位を獲得、ノーラン監督作品および主演マット・デイモン作品として過去最高成績を叩き出し、さらには『アバター』を超えてIMAX®史上ナンバー1、『デッドプール&ウルヴァリン』を超えてR指定映画歴代最高の世界興行収入も収めている。古代ギリシャの詩人ホメロスによる叙事詩で描かれた英雄オデュッセウスが歩む壮大なドラマを3時間近くかけて映像化した本作の中でも今回注目したいのが、規格外とも言える豪華キャスト。特にオデュッセウスの運命を揺るがす重要なキャラクターを演じるのは、アン・ハサウェイ、ルピタ・ニョンゴ、サマンサ・モートン、ゼンデイヤ、シャーリーズ・セロンといった主役級のスター。そんな彼女たちが扮する個性豊かなキャラクターをご紹介しよう。

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クリストファー・ノーラン監督最新作となるエンターテインメント …

アン・ハサウェイ、ゼンデイヤ、シャーリーズ・セロンが演じる王妃、女神とは?

イタケ王妃でオデュッセウスの妻ペネロペ(アン・ハサウェイ)

オデュッセイア

トロイア戦争の終結後、イタケの王オデュッセウス(マット・デイモン)は、家族の待つ故郷への帰還を目指す。しかし彼の前には神々の介入、怪物、荒れ狂う海など容赦ない試練が立ちはだかる──。自身の愚行と良心の呵責にもがき苦しみながら、数々の過酷な試練に立ち向かうオデュッセウス。彼を幾度となく奮い立たせたのは、故郷で帰りを待つ愛する妻ペネロペの存在だった。過酷な旅路を突き進むオデュッセウスの心の支えとなる妻を演じるのはアン・ハサウェイ。

アンといえば、20年ぶりの続編で大ヒットを記録した『プラダを着た悪魔2』や、最愛の息子を失い狂気に呑まれていく母親を演じた『隣人たち』、恐竜の脅威から家族を守る母親を熱演した『オークストリートの異変』など、今最も勢いのある女優の一人。そんな彼女が『ダークナイト ライジング』『インターステラー』に続くノーラン監督との再タッグで演じるイタケの王妃でオデュッセウスの妻ペネロペは、夫の不在に乗じて王位を狙う求婚者が押し寄せる中、息子テレマコス(トム・ホランド)とともに毅然とした態度で立ち向かう。王妃としての気高さと凛とした芯の強さを併せ持つペネロペについて、アンは「妻であり母である実生活の経験」を投影しながら演じたと語る。

中学生の頃からギリシャ神話のファンだったというアン。「人類史上最高傑作の物語の一つとも言える冒険譚『オデュッセイア』は私にとって特別な存在。だからノーラン監督が映画化すると聞いた時、“これ以上の題材とフィルムメーカーの組み合わせはあり得ない”と思いました。ノーラン監督が描いたペネロペは私が長年イメージしていたものを遥かに超えていて、凄まじい闘志と情熱を内に秘めています。今回特に素敵だと思ったことの一つは、ペネロペが周囲に理解されていないと感じていた可能性に加え、オデュッセウスとの絆を強固にしている要因の一つがそういった孤独感の共有だったという可能性が取り入れられていること」と、ノーランのキャラクター造形を絶賛。一方のノーラン監督も「ペネロペという奥深いキャラクターの表面的な冷静さと内面の激情とのせめぎ合いを演じられるのは、俳優として卓越した能力を持つ彼女以外にいない」と太鼓判を押しており、スクリーンで魅せる彼女の圧巻の表現力に期待が高まる。

スパルタ王妃ヘレネ、ミケーネ王妃クリュタイムネストラ(ルピタ・ニョンゴ)

オデュッセイア

10年にも及ぶトロイア戦争の引き金となった人物、そしてその戦争がもたらした悲劇の象徴となる人物として登場するのが、スパルタ王妃ヘレネとミケーネ王妃クリュタイムネストラという双子。開戦の理由となった美貌の陰で争えぬ運命に苦悩するヘレネと、長きにわたる戦いが残した悲劇と対峙するクリュタイムネストラ――。対照的な二人の王妃を一人二役で演じたのは、2013年の長編映画デビュー作『それでも夜は明ける』でアカデミー賞助演女優賞を受賞し、一躍スターとなったルピタ・ニョンゴ。その後も、『ブラックパンサー』シリーズや『アス』『クワイエット・プレイス:DAY 1』などへの出演が大きな話題を集めている。

卓越した演技力と揺るぎない表現力で数々の難役に挑んできたルピタが今回挑むのは、まさにトロイア戦争の始まりと終わりを体現する対照的な二人の王妃。過酷な帰還の旅を続けるオデュッセウスにとっても、彼女たちは戦争の記憶と己の運命を映し出す重要な存在となっていく。ルピタがこの複雑で対照的な二人の運命をどのように体現してみせるのか、注目だ。

本作でノーラン作品初参加となったルピタは、「ノーラン監督の作品であれば、たとえ裏方の仕事でも引き受けたいくらいだから、自分の役を彼から聞かされた時は衝撃で腰を抜かしました。作品に携われるだけでも凄いのに、一つの映画に“二度”も出演するのはまた別次元の話。双子を演じてそれぞれのニュアンスの違いを表現できるなんて、すごく楽しかったです」と振り返っており、実力派の彼女が魅せる演じ分けは、大きな見どころの一つとなるはず。

魔女キルケ(サマンサ・モートン)

オデュッセイア

故郷への帰還を目指すも激しい試練に見舞われ、命からがらアイアイエ島に辿り着いたオデュッセウスたち。そこで出会うのが、オデュッセウスの旅路の行く末を左右するキーパーソンである魔女のキルケだ。この謎多き役どころに扮したのは、『ギター弾きの恋』と『イン・アメリカ/三つの小さな願いごと』でアカデミー賞にノミネートされた実力派女優サマンサ・モートン。その後も一筋縄ではいかない複雑なキャラクターをリアルに体現し続けており、『ウォーキング・デッド』のアルファ役でドラマファンにはおなじみだろう。

サマンサが本作で演じたキルケは、アイアイエ島で一人孤独に生きる謎の魔女。強大な魔力で屈強な男たちを容赦なく翻弄する一方、オデュッセウスの壮大な旅路を大きく左右することになる。英雄オデュッセウスとミステリアスな魔女の邂逅は、過酷な帰還の旅にどのような転機をもたらすのか――。

ルピタと同じくこれが初のノーラン作品となったサマンサは、「脚本を読んだ時に心の底から突き上げてくるような感覚を覚え、それを信じて突き進みました。アドバイスを吸収し、想像していた以上の自分になれた時の喜びは計り知れないものです。ノーラン監督のように、その道の天才でありながらも紳士的で、敬意を忘れず、礼儀正しく頼り甲斐もある人物と仕事ができたのは、心が生まれ変わるような体験でした」と充実の撮影を振り返る。巨匠の緻密なディレクションのもと、サマンサが体現する魅力的な魔女の描き出しからも目が離せない。

女神アテナ(ゼンデイヤ)

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トロイア戦争の終結後、時折オデュッセウスの前に現れ、静かに寄り添い語りかける存在――それが女神アテナだ。この神聖な役どころに起用されたのは、現在ハリウッドを牽引するトップスターのゼンデイヤ。『スパイダーマン』シリーズのMJ役で世界的人気を獲得する一方、主演・製作総指揮を務めたドラマ『ユーフォリア/EUPHORIA』で様々な葛藤を抱える主人公を体現し、エミー賞やゴールデン・グローブ賞を受賞。人気・実力を不動のものとしている。本作で演じる女神アテナは、自身の過ちと過酷な宿命にもがき苦しむオデュッセウスを、厳しくも温かく導いていく重要な存在だ。

長年ファンだったというノーラン監督の作品に初出演を果たしたゼンデイヤは、アテナ役について「オデュッセウスが内面で苦しむ原因となっている道徳心を映し出す鏡のような存在。オデュッセウスの旅路における彼女の導きは、厳格さを伴う愛だということが見えてきます」と分析する。さらに「私たちはしばしば他人も同じ人間であることを忘れ、相手の視点に立つこと、痛みを理解すること、あるいは周囲への自分の影響を考えることを忘れてしまいます。それこそが“感情”という観点でのこの物語の核心なのだと私は感じました」と、撮影での深い気付きについても語っている。目覚ましい活躍を続ける彼女とノーラン監督の初タッグにより、歴史的英雄譚に佇む女神アテナへどのような新たな息吹が吹き込まれたのか、刮目したい。

海の女神カリュプソ(シャーリーズ・セロン)

オデュッセイア

漂流の末に意識を失っていたオデュッセウスを救うも、ロートス(蓮)の花の力によって7年もの長きにわたり彼を島に留め置く海の女神カリュプソ。オデュッセウスの故郷への帰還を阻む複雑な存在を演じたのは、オスカー女優のシャーリーズ・セロン。2003年の『モンスター』で実在した連続殺人犯を演じてアカデミー賞をはじめ数々の賞を受賞。その後『マッドマックス 怒りのデス・ロード』『ワイルド・スピード』シリーズなどのアクション映画でも活躍するなど、演技の幅を広げている。

そんな彼女が本作で演じる女神カリュプソは、漂流したオデュッセウスを優しく抱擁しながらも、過酷な帰還を阻む謎多き存在。しかし、彼女によってオデュッセウスの「家族のもとへ帰る」という意志は、より強固なものへと昇華されていく。

今回初タッグとなったシャーリーズについて、ノーラン監督は「シャーリーズは私たちが描こうとした、非常に難易度の高い役を引き受けてくれた。この役の構築には、彼女の知性と圧倒的な共感力が必要不可欠だった」と熱い信頼を寄せる。カリュプソというキャラクターは、何世紀にもわたり議論されてきた難役でもある。シャーリーズは「あらゆる要素を少しずつ併せ持っているというのが彼女の魅力なんです。そして私は、これまでそういったキャラクターを演じる機会にあまり恵まれてきませんでした。彼女は女神でありながら、繋がりを切望しています。非常に強い力を持ちながらも、その力の使いどころがほとんどないというキャラクターはとても興味深かったです」と振り返る。シャーリーズが息を吹き込んだ難役、カリュプソが魅せる複雑な情念の表現に、大きな関心が寄せられている。

映画『オデュッセイア』(配給:ビターズ・エンド ユニバーサル映画)は、9月11日(金)全国ロードショー。2D(字幕/吹替)、IMAX®(字幕)、DolbyCinema®(字幕)、4DX(字幕/吹替)、MX4D®(字幕/吹替)、35㎜(字幕)の全6種9バージョンにて公開となる。また、9月4日(金)~10日(木)にIMAX®先行上映だ。


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Photo:『オデュッセイア』© 2026 UNIVERSAL STUDIOS

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海外ドラマNAVI編集部

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