イーロン・マスクの航空宇宙企業「SpaceX」を描くミニシリーズ企画が、米HBOでは進行しないことが明らかになった。
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別のプラットフォームで実現できる可能性は?
作家アシュリー・バンスは12月3日(水)、自身の著書「イーロン・マスク 未来を創る男」を原作としたリミテッドシリーズが「HBOで事実上お蔵入りになった」と発表し、別のプラットフォームで実現できる可能性を探っていると説明した。
「とても悲しいが、HBOと長年進めてきたこの企画は頓挫した」と、マスクが所有するX(旧Twitter)で投稿。「イーロン・マスクのSpaceXの初期の頃をドラマ化したシリーズを制作する予定だった。素晴らしい脚本もあって、スマートで面白く、リアルに忠実な作品になるはずだった。きっと大ヒットしたと思う」
ヴァンスは続けてこう述べた。「ハリウッドは難しい。そしてHBOはあまりにも多くの変動があって、この企画に必要な勢いを保てなかった。さらに、イーロンについて何かを作ることを恐れている人が多いように感じる。その結果、私の伝記のIP権は私の手元に戻った。本当に素晴らしい作品を作りたいという真剣なオファーがあるなら、私はいつでも話を聞く」
Well, it's super sad, but this long-running project with HBO has died. We were going to make a dramatized series about the early days of @elonmusk and @SpaceX. Had some wonderful scripts. They were smart and funny and true to life. I imagine it would have been a massive hit.… pic.twitter.com/FHvEy9wQSE
— Ashlee Vance (@ashleevance) December 3, 2025
マスクの民間宇宙企業SpaceXを題材にしたこの限定シリーズは、2020年10月にHBOで開発中と報じられ、チャニング・テイタムの制作会社Free Associationがプロデュースに参加する予定だった。関係者によれば、この企画はすでに数年前にHBOによって見送られていたという。ヴァンスの今回の投稿のタイミングについては不明である。
このシリーズでは、マスクがエンジニアたちを選抜して太平洋の孤島に送り込み、2020年5月30日に初の有人SpaceXロケット「ファルコン9」を軌道へ打ち上げるまでを描く予定だった。
2020年以降も、マスクはトランプ大統領を支持する活動や政府効率化省トップとして短期間就任するなど、注目を集めていた。
(海外ドラマNAVI)






