人気犯罪捜査ドラマ『NCIS ~ネイビー犯罪捜査班』でヴェラ・ストリックランド特別捜査官を演じたロマ・マフィアが同キャラクターがシリーズに戻るべきだと考える理由をTV Insiderに明かしている。
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「彼女を定期的に戻すべき」
米CBSでは、今年11月に『NCIS』と前日譚『NCIS:オリジンズ』のクロスオーバーエピソードが放送された。2部構成のクロスオーバーの後半(本家シーズン23第5話)にシーズン11ぶりとなる再登場を果たしたロマは、今後もまた出演したいそうだ。「彼女を定期的に戻すべきだと製作陣に伝えたんです」
また、「脚本が素晴らしく書かれているため」、約12年ぶりの出演にも関わらず、キャラクターに入り込むのは難しくなかったという。
クロスオーバーの前半エピソード(シーズン2第5話)では、ヴェラは退職まで数日というところまで来ていた。そして後半エピソードでは、彼女は半ばその生活に落ち着きつつあったが、退屈していたのだ。クロスオーバーの終わりには、彼女は退職しないと言いながらも、この仕事への愛を再認識していた。今後の彼女のキャラクターがどうなるかについては、ロマはこう話す。
「ヴェラが“ああ、だめだ、また戻ってきちゃった。私なにしてるの?またお茶を淹れてるわ”と感じるまで、2分とかからないと思う。彼女はとてもやる気がある。もちろん、昔みたいに走り回って容疑者を追いかけることはないけど、彼女の頭脳とストリートスマートな勘はチームにとって大きな強みです。そういう意味で、彼女には提供できるものがたくさんある」と彼女は語る。
「彼女は電話が鳴るのを待っているかもしれないし、ドアをノックされるのを待っているかもしれない。逮捕、令状、何であれ、彼らが差し出してくるものを待っている可能性は十分あると思う」ヴェラは優秀なコンサルタントになり得るのでは?という意見にロマも同意し、「彼女は実践的な知識を多く活用する。一方、男性陣は先読みしすぎて頭で考えすぎることがあると思う」と語った。
『NCIS:オリジンズ』では、ディアニー・ロドリゲス演じる90年代のヴェラを観ることができる。若き日のヴェラとして彼女が探求してほしい要素について、ロマはこう語る。「あの頃の彼女はもっと無垢なの。若き日のヴェラが直面する試練は、人を少しばかり冷酷にさせるものばかりだから、その積み重ねが結果につながっていると思う。また私生活では、なぜ彼女は孤独な結末を迎えるのか?『オリジンズ』でその伏線の一部が描かれるのを楽しみにしている」と語っている。
『NCIS ~ネイビー犯罪捜査班』シーズン1~22はHuluにて配信中。『NCIS:オリジンズ』シーズン1はParamount+(パラプラ)にて配信中。(海外ドラマNAVI)




