ウィンチェスター兄弟、再始動！『SUPERNATURAL』がコミックで復活へ

大人気ホラー・ファンタジードラマ『SUPERNATURAL スーパーナチュラル』の新コミックが発売され、サム＆ディーン・ウィンチェスター兄弟が復活することが明らかとなった。米Screen Rantが報じている。

物語の舞台は“闇の魔法の始まり”シーズン1～2を繋ぐ空白の期間

『SUPERNATURAL スーパーナチュラル』の新コミックシリーズは、ハロウィンの数日前となる10月29日（水）に第1号が発売され、その後は毎月新刊が登場する予定だ。サム役のジャレッド・パダレッキとディーン役のジェンセン・アクレスが主演したドラマをもとに、兄弟が悪魔や幽霊、夜の怪物たちを追う、全く新しい冒険が描かれる。

新コミックは、ドラマシリーズのシーズン1とシーズン2の間が舞台となる。出版社のDynamite Entertainmentは、この物語が読者を闇の魔法の始まりへ連れ戻すと予告。また、口論ばかりしている兄弟が、母親を殺した悪魔を探す任務を再開する前に直面しなければならない、新たな脅威が明らかになるという。

#Supernatural by greg pak and and art by ever messias is a prefect starting point as it takes place During Season 1 we see the early days of Sam and dean fighting monsters on the road. I love how much greg got the characters correct. It takes me back pic.twitter.com/JZ7N3fN1rY

— TK (@HellblazerArts) October 29, 2025

Dynamiteによる概要では、「第1号では怪物ハンターの兄弟が、寂れたラストベルトの町で続けて起きている不可解な火災の元凶を突き止めようとする。最初はウィンドラー・インダストリーズの工場が焼失し、やがて同社の社員たちが次々と炎に包まれるという恐ろしい事態へと発展していく。しかし、この異界的な放火事件の背後に潜む、邪悪な存在を見つけ出すのは一筋縄ではいかないかもしれない。とりわけ、怪しいほど準備万端のCEOステフ・ウィンドラーが自ら関わってきたとなれば尚更だ」と紹介されている。

これまでに『スーパーナチュラル』のコミックは、WildStormが全6話構成のミニシリーズ3作を刊行している。第1作は2007年の『Supernatural: Origins』で、サムとディーン、兄弟の父親ジョンの若き日々を描いている。続く2008年の『Rising Son』では、父の足跡を追うディーンの姿に焦点が当てられ、3作目の『Beginning’s End』（2010年）は、サムが家族のもとを離れてスタンフォード大学へ進むことになるまでの経緯を描いている。さらに2011年には、DCコミックスが独自のミニシリーズ『Caledonia』を発表。『Beginning’s End』のその後を描き、スタンフォード在学中のサムがイギリスを訪れるエピソードを中心に展開している。

Dynamite Entertainmentによる新コミックシリーズの巻数は不明だが、現時点では次の4号分の刊行予定が発表されている。

『SUPERNATURAL スーパーナチュラル』全シーズンは、U-NEXTとHuluで配信中。（海外ドラマNAVI）

参考元：Screen Rant