A+E Studiosは、エドガー賞候補作家でUSAトゥデイ・ベストセラー作家のトム・ライアンによる最新小説「We Had a Hunch: A Mystery」の映像化権を獲得し、TVシリーズ化を進行させている。製作には、大ヒット作『SUPERNATURAL/スーパーナチュラル』や『NIKITA/ニキータ』で知られるベテラン製作者のピーター・ジョンソンが名を連ねる。
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栄光の終焉から25年…惨劇を乗り越えた探偵団の新たな戦い
本作は「『ナンシー・ドリュー』と『イエロージャケッツ』を合わせたような物語」として紹介されており、そのコンセプトの刺激的な組み合わせが早くも注目を集めている。。原作者のライアン自身も、本プロジェクトに製作総指揮として参加する。
物語の舞台は、マサチューセッツ州の町エドガー・ミルズ。かつて一世を風靡したティーン探偵グループを中心に描かれる。彼らの栄光は2000年に発生した残忍な事件で突然終わりを告げた。仲間2人が命を落とし、清掃人殺人事件の犯人が逮捕されたのをきっかけに、グループはバラバラになってしまったのだ。
そして事件から25年後。それぞれ別の道を歩んできた元仲間たちは、過去の惨劇を思わせる新たな殺人事件によって再び集結することになる。彼らが再捜査を進める中、刑務所に収監されている宿敵である「清掃人殺人犯」が、あるぞっとする条件と引き換えに捜査への協力を申し出るという、驚愕の展開が待ち受けている。
「キャラクター主導のストーリーテリング」で描く、心理的なミステリー
A+E Studios共同責任者でクリエイティブ部門EVPのタナ・ジェイミソンは、本作を高く評価している。
「トム・ライアンは、A+E Studiosが重視する“キャラクター主導のストーリーテリング”にぴったりと合う、雰囲気豊かで感情に訴えかけるミステリーを描き上げた」とコメントする。「「We Had a Hunch: A Mystery」は、クラシックなティーン探偵ジャンルを現代的かつ心理的なアプローチで再構築し、過去がいかに私たちを形作り、変えていくのかを探る物語。トムやピーターとともに、この魅力的な物語を映像化できることを心から嬉しく思う」
原作者ライアンとP・ジョンソンが語る本作の魅力
原作者のライアンは、「子ども時代に探偵として活躍した者たちが、大人になって現実と向き合うというテーマにずっと魅了されてきた」と、創作の根底にある思いを明かす。さらに、「ピーターやA+E Studiosと組んで本作を映像化できるのは本当に素晴らしい機会だ。新しい世代の視聴者に、彼らの物語がどう映るのか楽しみだ」と語った。
ジョンソンは、本作のテーマについて、「本作の魅力は、若い頃の希望に満ちたキャラクターたちが、25年後に現実と向き合い、彼らを変えてしまった事件を再び追う姿にある。これは“成長し、振り返り、置き去りにしたものと向き合う”物語であり、世代を超えるスリリングなミステリーとして描かれるのだ」と力説している。
続報に期待したい。『SUPERNATURAL/スーパーナチュラル』全シーズンはU-NEXTで配信中。(海外ドラマNAVI)
参考元:Deadline