長年にわたり世界中で愛されてきたファミリー向けドラマの『フルハウス』。その放送開始から38周年を迎え、長女D.J.タナーを演じたキャンディス・キャメロン・ブレが自身のInstagramで感動のメッセージと貴重な写真を公開した。
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「私の家族であり、私の家」—38年の時を経て、D.J.が語る感謝の想い
キャンディスが投稿したのは、当時の撮影風景を捉えた一連の写真と動画。彼女は「タナー家と初めて出会ってから38年??」と切り出し、「オー・マイランタ!(なんてことだ!)」と、作中でのD.J.の口癖を交えながら、愛と感謝の気持ちを綴った。
「笑いと学び、そしてたくさんの愛に満ちた、なんて素敵な旅路だったのでしょう…」と振り返り、「『フルハウス』は私の子ども時代であり、私の家族であり、私の家です。永遠に感謝します」と、作品が彼女にとってどれほど大きな存在であるかを明かしている。
貴重なオフショットにファン歓喜!ボブ・サゲットとの2ショットも
今回公開されたオフショットには、ベッキー役のロリ・ロックリン、親友キミー役のアンドレア・バーバー、スティーブ役のスコット・ウェインガーなど、主要キャストのほとんどが登場。
中でも特に注目を集めたのは、2022年に亡くなった父親ダニー役のボブ・サゲットとのツーショットだ。まだ幼いキャンディスの隣で、ボブがはにかむように微笑む姿は、多くのファンの胸を熱くした。
他にも、キャンディスとロリがディズニーランドのアトラクションを待つ姿や、アンドレア、ジョディ・スウィーティン、オルセン姉妹と仲睦まじくポーズをとる写真、さらにはクリスマスに撮影されたと思われる写真も含まれており、当時の和気あいあいとした雰囲気が伝わってくる。
また、投稿にはいくつかの動画も添えられていた。その一つは1995年2月24日に撮影されたもので、シリーズ最終回の収録で、キャストたちが最後のスタジオ観客に向けてお辞儀をする感動的な瞬間が収められている。
この投稿には、ジョーイ役のデイヴ・クーリエも「僕の家族、永遠に愛してる」とハートの絵文字を添えてコメント。長年にわたるキャスト陣の深い絆を改めて感じさせた。
『フルハウス』が今も愛される理由
1987年9月22日に米ABCで放送が始まった『フルハウス』。妻を亡くしたダニー・タナーが、まだ幼い三人の娘たちを育てるために義理の弟ジェシーと幼なじみのジョーイに助けを求めるという心温まる物語は、瞬く間に人気を博した。
家族の温かさ、友情、そして困難を乗り越える力強いメッセージは、時代を超えて多くの人々に感動を与え続けている。今回のキャンディスの投稿は、そうした作品の魅力と、キャストたちが築き上げた「もう一つの家族」の物語を改めて思い出させてくれた。
『フルハウス』はPrime Videoでレンタル配信中。(海外ドラマNAVI)