大ヒットシリーズ『ブレイキング・バッド』のウォルター・ホワイト役で知られるブライアン・クランストンが、『ザ・スタジオ』でエミー賞コメディ部門のゲスト男優賞を受賞した。
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『ザ・スタジオ』が最多受賞
9月6日(土)にロサンゼルスにて開催された第77回「クリエイティブ・アーツ・エミー賞」授賞式では、脚本ドラマにおける技術的功績が中心に紹介され、いくつかのゲスト演技部門も発表された。今回の受賞はブライアンにとって通算7度目となるが、これまでの6回はすべて『ブレイキング・バッド』によるドラマ部門での功績によるものであり、コメディ部門での受賞は初めてである。
映画業界をコミカルに描いたコメディ『ザ・スタジオ』で風変わりな映画スタジオ代表を演じたブライアンは、同シリーズでロン・ハワード、マーティン・スコセッシ、デイヴ・フランコ、アンソニー・マッキーといった本人役で登場した面々、さらには『一流シェフのファミリーレストラン』のジョン・バーンサルと並んでノミネートされていた。
『ザ・スタジオ』は、この夜最多となる9部門で受賞を果たした。僅差で続いたのはHBO Maxのリミテッドシリーズ『THE PENGUINーザ・ペンギンー』の8冠、さらにApple TV+のスリラードラマ『セヴェランス』が6冠を獲得。
この3作品は今年のエミー賞で最多ノミネートを受けた作品でもある。『セヴェランス』は27部門、『ザ・ペンギン』は24部門、そして『ザ・スタジオ』はHBO Maxの『ホワイト・ロータス/諸事情だらけのリゾートホテル』と並び23部門でノミネートされていた。23部門でのノミネートはコメディシリーズとしては史上最多で、昨年『一流シェフのファミリーレストラン』が樹立した歴代最多ノミネート記録にも並んでいる。
主演演技賞や作品賞など主要な部門が発表される第77回エミー賞授賞式は、現地時間9月14日(日)に開催予定。
『ザ・スタジオ』は、Apple TV+にて独占配信中。(海外ドラマNAVI)