米AMCの大ヒットドラマ『ウォーキング・デッド』の人気スピンオフドラマ『ウォーキング・デッド:ダリル・ディクソン』シーズン3ではスペインが新たな舞台となるが、キャストとスタッフが美しいロケ地や、過去の舞台であるアメリカ、フランスとの違いについて語っている。
-
『ウォーキング・デッド:ダリル・ディクソン』シーズン3、日本版キービジュアル&予告が解禁
世界的ヒットドラマ『ウォーキング・デッド』ユニバースのスピン …
新たな舞台スペインを主役コンビも絶賛
シーズン1~2はフランスを舞台に物語が展開したが、シーズン3でダリルとキャロルはまずイギリスへ渡った後、そこからアメリカへ渡航しようとするものの嵐に遭い、スペインに漂着してしまう。
すでにお披露目されているシーズン3の予告編でも、スペインの美しい田園風景や建造物の数々を目にできる。ショーランナーのデヴィッド・ザベルはロケ地について、「フランスとスペインがピレネー山脈を挟んで隣り合っているというのは素晴らしいことです」と指摘。「スペインは、建築から地形、言語に文化、歴史に至るまでフランスとはまったく違う雰囲気を持っています。だからこそ、私たちはスペインのこうした側面を徹底的に掘り下げ、物語に多くの独自性や色彩、そして魅力を持ち込みました」
特にシーズン3で、本家シリーズのロケ地となったジョージア州と大きく異なるのは、スペイン内戦により1937年に破壊されたベルチテの廃墟だ。ここは、撮影に関わった多くの人々が今シーズンでクリエイティブ面の頂点と考える、第5話のスパゲッティ・ウェスタン風サイドミッションの舞台となっている。
「美しい町です」とベルチテを称賛したザベルは、「でも、焼け落ちて長い間朽ちたままなので、不気味で幽霊のような雰囲気もあります。何十年も誰も住んでいないのに、そこで撮った映像はとにかく素晴らしくて映画的なんです」と続けた。
ダリル役のノーマン・リーダスも「あそこには、霊的な力強さが感じられたよ」と同調。「本当に不気味だった。廃墟となった建物が並ぶ様は、まるで終末世界のようで、それがさらに不気味さを増していた。タトゥイーンを彷彿とさせるスピリチュアルな雰囲気と、ドン・キホーテの雰囲気が混ざり合っているんだ」と述べている。タトゥイーンとは『スター・ウォーズ』シリーズに登場する荒涼とした砂漠の惑星で、「ドン・キホーテ」はスペインの作家ミゲル・デ・セルバンテスの小説だ。
一方、キャロル役のメリッサ・マクブライドは、天候に悩まされたと語る。「マカロニ・ウエスタンといえば乾燥して埃っぽいイメージだったから、雨はあまり降らないだろうと思っていたんです。こんなに雨が降るなんて予想外でした。段取りや移動は一部の人にとって大変でしたが、何とか撮影を進めました」と振り返り、撮影では大変な面もあったことを打ち明けた。
しかし、雨が多くてもスペインに対する興奮を損なうことはなかった模様。メリッサは、「今日は本当に素晴らしい場所で撮影しました。どこへ行っても、“ここに住みたい!”と思ってしまうんです。新しい場所に行く度に、“ああ、ここも美しい。この土地は素晴らしい。誰が住んでいるんだろう?”という感じです。本当に行く先々が美しいんです」と絶賛。スペインはお気に入りのロケ地となったようだ。
『ウォーキング・デッド:ダリル・ディクソン』シーズン3は、9月8日(月)よりU-NEXTにて独占配信開始。シーズン1~2は配信中。(海外ドラマNAVI)
大ヒットドラマ『ウォーキング・デッド』のスピンオフ、『ウォー … 大ヒットドラマ『ウォーキング・デッド』の人気キャラクターであ … 配信作品数は業界最大級! U-NEXT(ユーネクスト)で20 …『ウォーキング・デッド:ダリル・ディクソン』シーズン4で終了へ
ダリル役ノーマン・リーダスがまた会いたいキャラクターは?『ウォーキング・デッド:ダリル・ディクソン』インタビュー
【2025年9月】U-NEXT(ユーネクスト)で配信予定の海外ドラマ・洋画一覧