大ヒット消防アクション『シカゴ・ファイア』シーズン14では、クリストファー・ハーマンのキャリアに大きな転機が訪れるかもしれない。米Screen Rantは、新しい大隊長ドム・パスカルのせいに見える展開も、実は元大隊長ウォレス・ボーデンの決断が影響しているとし、ハーマンが再び署長への道を目指す可能性に注目している。
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シーズン13では降格を受け入れたが…
シーズン12のフィナーレで、ボーデンはハーマンに「自分が去った後は大隊長を任せたい」と告げた。それまでハーマンに「大隊長になりたい」という意思はなく、まさにボーデンの後押しによってその道を考えることになったのだ。
ハーマンは、2012年のパイロット版から登場しているオリジナルキャラクターで、経験も豊富で消防士や救急隊員との絆も深く、大隊長に最もふさわしい人物の一人だ。しかし、ボーデンに押し出される形で道を歩んだものの、現時点でその座には就けていない。
シーズン13の冒頭で明らかになったように、ハーマンはボーデンが去った時点で大隊長になるための条件をすべて満たしていなかった。そのため、消防局は後任としてパスカルを選ぶことになる。ハーマンは必要な手続きを進めたが、最終的にシーズン13のフィナーレで試験を受けるのをやめて降格を受け入れ、ランディ・“マウチ”・マクホランドが消防局51分署の中隊長に就任した。こうしてシーズン14で、ハーマンは再び通常の消防士として活動することになる。
一時的に彼は、キャリアを後退させる選択に甘んじるかもしれないが、いずれは元のリーダー職に戻りたいと思う時が訪れることもあるだろう。その心境の変化が、ハーマンとマウチの間に微妙な緊張やわだかまりを生む可能性もある。ハーマンが再び大隊長を目指すのか、そしてパスカルとどう関わることになるのだろうか? シーズン14では、ハーマンが試験に挑む展開が描かれる可能性もあり、注目ポイントとなりそうだ。
『シカゴ・ファイア』シーズン14は、米NBCにて10月1日(水)より放送スタート。Huluシーズン1~10が配信中、シーズン12はアクションチャンネルにて独占日本初放送&見逃し・オンデマンド配信中。。(海外ドラマNAVI)