米FOXで制作されているパトリック・デンプシー主演の新作ドラマ『Memory of a Killer(原題)』に、Netflix実写ドラマ『ONE PIECE』でシャンクスを演じるピーター・ガジオットらが主要キャストとして加わることが明らかになった。
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FOXで2025年中に放送スタート
本作は、2003年のベルギー映画『ザ・ヒットマン』(原題:De Zaak Alzheimer)に着想を得ている。物語の主人公は、世界的な殺し屋でありながら、表向きは普通の市民として二重生活を送っているアンジェロ・レッダ(パトリック・デンプシー)。だが彼には、若年性アルツハイマーを患っているという、より深刻な秘密があった。
主要キャストとして、ピーターのほか、『ジャック・リーチャー ~正義のアウトロー~』シーズン3などで知られるダニエル・デヴィッド・スチュワートの参加も決定。
Daniel David Stewart & Peter Gadiot Round Out Series Regular Cast For Fox's 'Memory Of A Killer' https://t.co/NteRpxzpp8
— Deadline (@DEADLINE) August 7, 2025
ダニエルが演じるのは、アンジェロの娘マリア(オデイア・ラッシュ)の夫であるジェフ。自信家だが投資家には恵まれない発明家で、定職に就くつもりも、義父に敬意を払う気もない。妊娠中のマリアとの間に家族が増える中、近くに“おじいちゃん”がいるのは理想的な状況──もしそのおじいちゃんが殺し屋でなければの話だ。
一方、ピーターが演じるのは、閑静な町ハドソン・スプリングスの地元警官デイブ。アンジェロが凄腕の殺し屋だとは露知らず、5年前にアンジェロの妻が飲酒運転の事故で亡くなった事件を担当したのを機に、親友となった人物だ。さらに複雑なことに、デイブはアンジェロの娘マリアに密かに恋心を抱いている。
本作の脚本はエド・ホイットモア(『推理作家コナン・ドイルの事件簿』)とトレイシー・マローン(『セーフハウス ~もう一人の殺人鬼~』)が担当する。製作総指揮には、脚本の二人に加え、『アイデア・オブ・ユー ~大人の愛が叶うまで~』のキャシー・シュルマン、『ニュー・アムステルダム 医師たちのカルテ』のデヴィッド・シュルナーらが名を連ねている。
ダニエルは、『ジャック・リーチャー』のほか、ジョージ・クルーニー製作のHuluシリーズ『キャッチ=22』やApple TV+の『フォー・オール・マンカインド』などに出演している。
ピーターは、シャンクス役のほか、『イエロージャケッツ』では1シーズンにわたる重要な役割を務めた。また、USAネットワークの『Queen of the South 〜女王への階段』ではアリス・ブラガの相手役を演じている。
『Memory of a Killer』は、米FOXにて2025年中に放送開始予定。『ONE PIECE』は、Netflixにて独占配信中。(海外ドラマNAVI)