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『24』『ゴーストバスターズ』ハリス・ユーリンが87歳で逝去

2025年6月12日 ※本ページにはアフィリエイト広告が含まれます

『24 TWENTY FOUR』や『ゴーストバスターズ2』など数多くのテレビドラマや映画で活躍し、エミー賞にもノミネートされたハリス・ユーリンが87歳でその生涯を閉じた。

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輝かしいキャリアを誇るハリス・ユーリン

マネージャーが米TV Lineに語ったところによると、ハリスは6月10日(火)、ニューヨーク市で心停止のため亡くなったという。60年以上にわたる輝かしいキャリアを誇るハリスは、死去した時点でMGM+の新作シリーズ『American Classic(原題)』の撮影を控えており、ケヴィン・クライン、ローラ・リニー、ジョン・テニーとの共演が予定されていた。

俳優としてのキャリアは、1970年のテレビ映画『Neither Are We Enemies(原題)』で幕を開けた。その後、彼は瞬く間にテレビ界でその才能を発揮していく。『名探偵ジョーンズ』、『鬼警部アイアンサイド』『刑事コジャック』『大草原の小さな家』『女刑事ペパー』『特別狙撃隊S.W.A.T.』といった名だたる人気ドラマにゲスト出演を重ね、その存在感を確かなものにした。

1980年代に入ると、映画界でも印象的な足跡を残した。アル・パチーノ主演のギャング映画の金字塔『スカーフェイス』『ゴーストバスターズ2』などで観客に強い印象を与えた。

エミー賞ノミネート、そして『オザークへようこそ』での輝き

彼の演技が特に高く評価されたのは、1996年のことだ。人気シットコム『そりゃないぜ!? フレイジャー』でギャングのジェローム・ベラスコ役を演じ、その卓越した演技でコメディシリーズ部門のゲスト男優賞にエミー賞ノミネートという栄誉に輝いた。

その後も、数々の人気作品で重要な役柄を演じ、視聴者の記憶に残るキャラクターを創り出した。『バフィー 〜恋する十字架〜』ではクエンティン・トラヴァーズ役、『24 -TWENTY FOUR-』ではNSA局長ロジャー・スタントン役として、物語に深みを与えた。

近年では、Netflixのクライムドラマ『オザークへようこそ』、でギャング、バディ役を演じ、その個性的な演技で多くのファンを魅了した。

60年以上にわたり、テレビと映画の世界で多大な貢献をしてきたハリス・ユーリン。彼が残した功績と、その唯一無二の存在感は、これからも多くの人々の心に深く刻まれるだろう。(海外ドラマNAVI)

参考元:TV Line

Photo:Instagramアカウント@chanteursetacteursnostalgieより

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海外ドラマNAVI編集部

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