『デクスター』最新シリーズの予告編到着!シリアルキラーたちも登場

リリースまであと1ヵ月あまりとなった人気ドラマ『デクスター ~警察官は殺人鬼』の新シリーズ『Dexter: Resurrection(原題)』。ファン待望のシリーズの予告編が届いた。米Varietyなど複数のメディアが報じている。(※本記事は、『デクスター』過去シリーズのネタバレを含みますのでご注意ください)

デクスターをはじめとしたシリアルキラーたちをコレクション!?

『Dexter: Resurrection』は、最初の2話が本国アメリカのParamount+にて7月11日(金)に配信開始、米Showtimeにて7月13日(日)に放送スタートとなる。

『デクスター』シリーズの主人公は、普段マイアミメトロ警察の血痕専門鑑識官として働くものの、実は殺人衝動を抱える連続殺人鬼のデクスター・モーガン。警官だった義父はデクスターが幼い頃のトラウマからその衝動を抑えられないと理解し、法の網を逃れた犯罪者たちをターゲットにするよう指導。そうやってデクスターは様々な凶悪犯罪者と対決することになる…という斬新なストーリーだ。

『Dexter: Resurrection』は、本家の続編となる『デクスター:ニュー・ブラッド』のフィナーレ直後からスタート。『~ニュー・ブラッド』のラスト、デクスターは息子ハリソンに胸を撃たれたところで終わっていた。それに続く『~Resurrection』の公式あらすじは以下の通り。

「デクスターは実の息子に胸を撃たれたことで数週間にわたって昏睡状態にあったが、目を覚ます。その頃にはハリソンはすでに忽然と姿を消していた。息子にいかに負担をかけていたかを理解したデクスターは、ハリソンを見つけて物事を正すためにニューヨークへと向かう。しかし、締めくくりは簡単にはいかない。マイアミメトロ警察の同僚だった殺人課刑事のエンジェル・バティスタが聞き取りに現れたことから、デクスターは過去が自分を捕えようとしているのを理解する。父と息子が眠らぬ街で自身の闇と向き合う中、彼らは思ってもみなかった深刻な事態に巻き込まれることに。そこから抜け出すには力を合わせるしかないのだ」

今回ついに届いた予告編は、昏睡状態にあったデクスターが目を覚ますところからスタート。デクスターは元同僚のエンジェルとの再会を果たすが、彼に自分の正体が露見するのを恐れて逃走。ぴったりの隠れ場所として大都市ニューヨークに辿り着く。そこでデクスターが新たに知り合ったのは、“収集”が趣味な富豪のレオン・プレイター。彼はシリアルキラーもコレクションしており、「もうすぐみんな揃う」と笑いながらデクスターに告げる…。デクスターの息子ハリソンも暗躍する中、亡き養父ハリーの亡霊から「気を付けろ」と忠告されたデクスターは「気を付けるのには飽き飽きだ」と言い、あの処刑スタイルの準備を進める。果たして、そのターゲットとは?

予告編には、デクスターをはじめとしたおなじみの面々のほか、レオン役のピーター・ディンクレイジ(『ゲーム・オブ・スローンズ』)、レオンの有能な右腕として様々な工作を行うチャーリー役のユマ・サーマン(『パルプ・フィクション』『キル・ビル』シリーズ)、レオンが集めたほかのシリアルキラーたちであるクリステン・リッター(『ジェシカ・ジョーンズ』)、ニール・パトリック・ハリス(『ママと恋に落ちるまで』)、エリック・ストーンストリート(『モダン・ファミリー』)、『レモニー・スニケットの世にも不幸なできごと』)、デヴィッド・ダストマルチャン(『オッペンハイマー』)という新キャストもお目見え。

当初は詳細がほとんど分からなかったものの、少しずつ点と点が繋がってきた『Dexter: Resurrection』。デクスターの青年時代を描く前日譚『Dexter: Original Sin(原題)』とともに日本上陸が待ち遠しい。

『デクスター ~警察官は殺人鬼』全8シーズンと『デクスター:ニュー・ブラッド』はAmazon Prime Video(アマゾンプライム)にて配信中。(海外ドラマNAVI)

参考元:米Variety