Apple TV+の人気シリーズ『セヴェランス』の主演アダム・スコットと監督のベン・スティラーが、幻に終わったキャラクターの構想や、進行中のシーズン3、さらにはスピンオフの可能性について語った。
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幻に終わったスティラーの出演案
『セヴェランス』のシーズン1制作初期、ベン・スティラーは自ら出演する案も検討していたという。当初構想されていたのは、ある種の医師のような役柄だったが、最終的にキャラクター自体がカットされ、出演計画も白紙に戻された。「それが正しかったと思ってる。自分の顔がビルボードに載ってなくてよかった」とスティラーは語る。
本作は、スティラーが10年近く前に脚本を読んで以来惚れ込み、配信サービスの中で唯一Apple TV+によって採用されたという経緯を持つ。アダムもまた、「この役に出会うために25年間歩んできたような感覚がある」と語り、同作がキャリアの集大成だと感じていることを明かした。
シーズン3進行中＆スピンオフ構想も
現在ロサンゼルスでは、シーズン3の脚本作業が進行中。スティラーは約10日に一度西海岸に飛び、アダムも頻繁にライターズルームを訪れているという。とはいえ、二人とも詳細については慎重だ。「どこまで作業が進んでいるかは言えない」とスティラー。「ジョン・タートゥーロの再登場は？」「最終シーズンはいつ？」といった質問にも笑って「ノーコメント」を貫いた。
一方で、スピンオフについては「2つの具体的なアイデアがある」と明言。詳細は明かされなかったが、「社内では話し合っている初期段階」と語った。さらに、スティラーとアダムは『セヴェランス』の世界観に基づいたゲームやキーボードなどの公式グッズ展開にも興味を示しており、ファンの期待はますます高まりそうだ。
スティラーとアダムにとって、『セヴェランス』はただのテレビシリーズではない。それは長年のキャリアの集約であり、クリエイターとしての情熱が詰まったプロジェクトだ。次なるシーズンや展開に、世界中のファンが息を呑んで待っている。
（海外ドラマNAVI）
