
17つのエミー賞にノミネートされ、3つの賞を受賞しているコメディドラマ『scrubs ~恋のお騒がせ病棟』。本作のクリエイターによって、リブート版の規格が進められているが、この度主演のJDこと、ジョン・“JD”・ドリアン役のザック・ブラフが続投することがわかった。
ザック・ブラフを巡る交渉の舞台裏
本家シリーズクリエイターのビル・ローレンスがリブート版に携わることが発表されてから5カ月半、ついに主役のザックがプロジェクトに正式参加することが決定したと、関係者がDeadlineに明かした。ザックは『Scrubs』続編でJD役を再び演じる予定で、本作は20th Televisionが制作し、ABCで開発が進められている。
しかし、ザックとの契約締結は決して容易な道のりではなかったようだ。数カ月にわたる難航した交渉の末にようやく合意に至ったという。関係者によると、ギャラの折り合いがつかなかったことや、当初予定されていたバンクーバーではなく、ロサンゼルスでの撮影をザックが強く希望したことなどが大きな障害となった。この行き詰まりは非常に深刻で、一時はプロジェクト全体が「お蔵入り」になる可能性すらあったというから、ファンにとっては胸をなでおろすニュースだろう。
複雑に絡み合う契約問題とクリエイターの多忙な日々
『Scrubs』のリブートは、契約面から見ても非常に複雑なプロジェクトとなっている。クリエイターのローレンスはワーナー・ブラザースTVと独占契約を結んでいるため、彼がディズニー傘下の20th TVとABC向けに続編を開発できるよう、『Scrubs』の権利を切り離すための交渉に数カ月を要したという。
また、ローレンスは現在、ワーナー・ブラザースTVで『シュリンキング 悩めるセラピスト』、『テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく』、『バッド・モンキー』、そして『ジ・オフィス』のスティーブ・カレル主演の新作HBOコメディと、4本ものシリーズを抱える超売れっ子だ。そのため、彼が『Scrubs』の脚本やショーランナーを務める予定はないとのこと。
オリジナルキャスト続投へ向けて交渉開始!
ローレンスとの契約がまとまってから。次に交渉が進められたのがザックだった。ザックの出演が決定したことで、他のオリジナルキャストであるサラ・チョーク(『ママと恋に落ちるまで』)、ドナルド・フェイソン(『レイ・ドノヴァン ザ・フィクサー』)、ジョン・C・マッギンレー(『バーン・ノーティス 元スパイの逆襲』)、ジュディ・レイエス(『ハイ・ポテンシャル』)との契約交渉を開始するとみられている。
この1年間、ザックは『Scrubs』のリブートについて楽観的な見方を示しており、昨年8月には「実現すると思う」と語っていたという。彼の言葉通り、ついに実現に向けて大きく動き出した形だ。
ローレンスは昨秋、Deadlineの取材で、『Scrubs 2.0』をリバイバルとリブートのハイブリッドとして構想していると明かしている。オリジナルシリーズ終了から15年後のキャラクターたちを再び描くとともに、新たな外科インターンを登場させ、オリジナルのコンセプトを刷新する予定とのこと。
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Photo:ザック・ブラフ公式Instagramアカウント@zachbraffより