大ヒットシリーズ『ゲーム・オブ・スローンズ』の前日譚スピンオフ『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』で若きレイニラ・ターガリエンを演じたミリー・アルコックが、撮影初期に思わぬ“駄目出し”を受けていたことを明かした。
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『ゲーム・オブ・スローンズ』スピンオフに“馬鹿げている”発言!キャストが語るその理由とは?
大ヒットドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』の前日譚『ハウス・ …
偉い人に呼び出され…
『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』は、『ゲーム・オブ・スローンズ』の約200年前を舞台とした前日譚で、ジョージ・R・R・マーティンの小説「炎と血」を原作にしている。
ミリーは米トーク番組『ザ・トゥナイト・ショー』に出演した際、撮影2日目に制作陣の「かなり上の立場にある人物」から突然呼び出され、「演技コーチをつけることになった」と告げられたことを明かした。
「誰かは言えませんが、すごく偉い人に“君には演技コーチをつけようと思う”って言われたんです。まだ2日目だったのに…」
と振り返ったミリーは、その出来事が自身の不安をさらに大きくしたと語っている。「やっぱり私はこの仕事に向いていないんだって確信してしまいました。“これは大失敗だ。私には無理”って思いましたね」
ミリーは、シーズン1で主人公レイニラの若き日を演じ、エマ・ダーシー(成人後のレイニラ役)やマット・スミス(デイモン役)、オリヴィア・クック(アリセント役)らと共演。
なお、『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』シーズン3は2024年3月に撮影が開始され、新キャストとしてトミー・フラナガン、ダン・フォグラー、トム・カレン、ジョプリン・シブテイン、バリー・スローンらが加わることも明らかになっている。
そんな苦い経験を経たミリーだが、現在は新DCユニバースにおいてスーパーガール役に抜擢されたほか、ジュリアン・ムーアと共演するNetflixシリーズ『セイレーンの誘惑』の配信が5月22日より始まるなど、俳優としてさらなる飛躍を遂げている。『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』での試練を乗り越えた彼女の今後の活躍に、ますます注目が集まりそうだ。
『ゲーム・オブ・スローンズ』全8シーズン、『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』シーズン1~2は、U-NEXTにて配信中。(海外ドラマNAVI)