『ロキ』のクリエイター、マイケル・ウォルドロンが新たに手がけるのは、アメフト界を舞台にした痛快コメディ！ 主演は『トップガン マーヴェリック』のグレン・パウエル。話題作『Chad Powers（原題）』の配信開始日が決定した。
TV Lineによると、本作は2025年9月30日（火）に第1話・第2話が同時配信され、その後は毎週火曜日に新エピソードが更新される予定だ。
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異色のアメフトコメディ誕生
物語は、大学アメフト界のスター選手ラス・ホリデイ（グレン・パウエル）が、素行不良により1部リーグから追放されたことから始まる。彼は正体を隠し、「チャド・パワーズ」として南部の弱小チームに再び入団。
天才的なスキルと親しみやすさを武器に、再起を目指す——という破天荒な設定だ。
この作品は元NFLスター、イーライ・マニングが変装して大学アメフトチームに潜入するという米ESPN+の番組で披露した“チャド・パワーズ”のキャラクターをもとに制作された。脚本・製作総指揮はグレン自身と、『ロキ』『ヒール：レスラーズ』のクリエイターであるマイケル・ウォルドロンが共同クリエイターとして担当している。
【もとになった米ESPN+の番組】
実力派キャストが勢ぞろい、元NFL選手も製作参加
グレンのほかに、ペリー・マットフェルド（『イン・ザ・ダーク』）、クエンティン・プレア（『グッド・ドクター 名医の条件』）、ウィン・エヴァレット（『ウォーキング・デッド』）、フランキー・ロドリゲス（『ハイスクール・ミュージカル：ザ・ミュージカル』）、スティーヴ・ザーン（『ホワイト・ロータス／諸事情だらけのリゾートホテル』）といった実力派が脇を固める。
さらに本作には、チャド・パワーズの“生みの親”であるイーライ・マニングと兄ペイトン・マニングも製作総指揮として名を連ねている。イーライは「NFLで16年プレーしてきたけど、最近は空港やレストランで“チャド！”って叫ばれる方が多い」と語る。
グレンとウォルドロンは「僕たちは筋金入りの大学アメフトファン。このチャドというキャラクターを見て、これは物語にぴったりだと確信した」とコメントしており、熱量も十分だ。
コメディと熱い人間ドラマがどう絡むのか、日本上陸にも期待したいところだ。（海外ドラマNAVI）
