『シカゴ』シリーズ生みの親による刑事ドラマ『オンコール』1シーズンで打ち切りに
(C) Amazon MGM Studios

Amazon Prime Videoで独占配信中の刑事ドラマ『オンコール』が、シーズン1をもって打ち切られることが決定した。米Deadlineが報じている。

 

『オンコール』はトローヤン・ベリサリオ&ブランドン・ララクエンテ共演の刑事ドラマ

『オンコール』は、カリフォルニア州ロングビーチを舞台に、日々パトロールにあたる警官たちの現場を描いたヒューマンドラマ。

主演は『プリティ・リトル・ライアーズ』のスペンサー役で知られるトローヤン・ベリサリオと、『グッド・ドクター 名医の条件』シーズン6にて新米レジデントのダニエル・ペレスを演じたブランドン・ララクエンテ。トローヤンはベテラン警官トレイシー・ハーモンを、ブランドンは新人警官アレックス・ディアスを演じており、年齢もキャリアも異なる二人のコンビが繰り広げる人間ドラマが見どころとされていた。

Peacock含む複数社が“シーズン2”に関心を示す

本作を手がけたのは、『LAW & ORDER』『FBI』『シカゴ』シリーズなど、アメリカの警察・法廷ドラマを語る上で欠かせないヒットメイカー、ディック・ウルフ率いる制作会社Wolf Entertainment。そのため、配信前から高い注目を集めていた。

しかしながら、Prime Videoではわずか1シーズンで打ち切りとなり、現時点で続編制作の予定はない。ただし、Deadlineによれば、制作陣はすでに他のストリーミングサービスに本作を売り込み中であり、そのうち2社が「シーズン2の可能性について協議中」であるという。協議を進めているプラットフォームの一つには、『LAW & ORDER』や『シカゴ』シリーズを配信するPeacockが含まれていると報じられており、ウルフ作品との親和性を考えると、移籍・継続の可能性もゼロではない。今後の動向に注目していきたい。

『オンコール』シーズン1はPrime Videoで独占配信中。(海外ドラマNAVI)