『エルズベス』シーズン2を最後にあのオリジナルキャラが降板へ

『グッド・ワイフ』および『The Good Fight/ザ・グッド・ファイト』の人気キャラ、キャリー・プレストン演じる風変わりな敏腕弁護士エルズベス・タシオニを主人公にしたスピンオフドラマ『エルズベス』。本作のシーズン2フィナーレにおいて、主要キャラクターの一人が番組を離れることが明らかとなった。

以下、シーズン2後半の重大なネタバレを含みますのでご注意ください。

 

カヤ・ブランクが特別任務に異動

シーズン1から登場しているNYPDのカヤ・ブランクは、シーズン2を最後にレギュラーキャストから降板。演じるカラ・パターソン(『アレンジメント ハリウッドに潜む闇』)は、今後もゲスト出演という形で物語に関わる予定である。劇中でカヤは、ワシントンD.C.を拠点とする特別な法執行タスクフォースに異動。キャラクターとしては物語から完全に退場するわけではなく、新たな局面を迎えることになる。

この降板についてカラは、米Deadlineへの声明で、次のようにコメントしている。

「私が演じるカヤは、物語の展開とともに新たな冒険に乗り出しますが、私自身も同じようにワクワクしています。でも、カヤにはまた会えます。来シーズン、私がゲストとして戻ってキャリーやウェンデルと共演する時、カヤが“刑事”として新しい役割でどんなことをしているのか、ファンの皆さんも知ることができるでしょう」

また、ショーランナーのジョナサン・トーリンズは、米TVLineの取材に対し、次のように語っている。

「カヤは今でもこの番組にとって非常に重要な存在であり、作品の世界からいなくなるわけではありません。彼女はまた戻ってきます。私たちは彼女もキャラクターも大好きですし、できる限りたくさん登場してもらうつもりです」

さらに、今後の展開について「カヤの登場が少し減ることになっても、番組としては女性同士の友情をこれからも大切にしていきます」とコメントした。

なお、カヤはエルズベスに「これからも時々一緒にフローズンヨーグルトを食べに行こう」と約束しており、関係性は今後も続くことが示唆されている。

パターソン演じるカヤは、来週放送予定のシーズン2最終回にも出演。その最終回では、収監されたエルズベスがニューヨークのミッドタウン拘置センターにて、かつて自ら刑務所送りにした凶悪な殺人犯たちと再び対面することになる。過去に登場したゲストキャラクター9人が再集結するという、見逃せない展開が待ち受けている。

『エルズベス』はParamount+(パラプラ)にて独占配信中。(海外ドラマNAVI)

Photo:Instagramアカウント@elsbethcbsより