
アマンダ・サイフリッド主演・製作総指揮、ベストセラー小説を映像化した犯罪サスペンスドラマ『ロング・ブライト・リバー』(全8話)が「BS10スターチャンネル」で、5月13日(火)より独占日本初放送。Prime Videoの「BS10スターチャンネルEX」では今月1日(木)より先行配信中!
この度、日本独占配信開始を記念し、アマンダ・サイフリッド&ニコラス・ピノックが日本のために応じてくれた貴重なインタビュー映像が到着!
『ロング・ブライト・リバー』概要
本作は、リズ・ムーアのベストセラー小説「果てしなき輝きの果てに」(早川書房刊)が原作の犯罪サスペンス。アカデミー賞ノミネート歴も持つ実力派俳優、サイフリッドが主演だけでなく、『ジ・オファー/ゴッドファーザーに賭けた男』のショーランナーで、本作では脚本も手掛けるクリエイターとともに製作総指揮を執り、犯罪が横行する米フィラデルフィアの貧困地区で起きた連続殺人事件と失踪した妹を追う警官の姿を描く。
舞台となるケンジントン地区は現在、オピオイド系麻薬汚染が進み、「ゾンビ・タウン」とも称されるほどの窮状に陥っており、全米、果ては世界にもその存在を知られる。
アマンダ・サイフリッド インタビュー
インタビューでは、ペンシルベニア州ケンジントンから程近いアレンタウン出身のサイフリッドが、ケンジントンを舞台にしたきっかけについてまず尋ねた。
スポットライトを当てられるべき存在
「子どもの頃からフィラデルフィアには頻繁に行っていました。私の核となるような記憶の多くは、フィラデルフィアでのものです。でもケンジントン地区のことは全く知りませんでした」と語るサイフリッドは、「2024年1月にクリエイターとドライブをした時、ケンジントン近郊に住む主人公を自分が演じる必要性をより強く感じました」と言い、「なぜなら、ケンジントンのコミュニティ(地域社会)は、外の人々に避けられ、無視されてきたから。彼らは怖がられるべきでなく、見せ物として搾取することは回避しつつ、スポットライトを当てられるべき存在だと思いました」と、フィラデルフィアにゆかりのあるサイフリッドだからこそ、ケンジントンのコミュニティに光を当てることへの強い使命感について思いを語った。
一方、秘密主義であり人に心を許すことができないミッキーと、彼女をサポートすることになる先輩警官のトルーマンの関係性について、ニコラスは「彼は彼女にケンジントンの人々について教え、彼らひとりひとりが大切な存在で、このコミュニティが特別なものであることを説きます。ミッキーへのトルーマンのアプローチは完璧で、彼女の信頼と親愛、尊敬を引き出した。トルーマンは彼女の頑固さ、粘り強さを賞賛していて、彼女もそうあり続けています。そして彼もまた、そんな彼女に突き動かされています」とミッキーと手を取り合い信頼関係を築く二人の関係について理解を示す。
警察官と一緒にパトロールに参加
続けて、なんとサイフリッドは役作りの上で警察官と一緒にパトロールに参加したことを明かすと、「主人公と同じ女性警官に会って話をすることが特に重要でした。私が交流した女性警官たちはシングルマザーで、仕事と家庭を両立していました。わが子と向き合うと同時に良き警官である…その両方をどうこなすのか? 市民と相対する警官として携えるべき繊細さがある一方で、タフなことにも臨まなければならない。彼女らは私にとって演じる上での生命線のようなもので、とても意味のあるリサーチでした。私にとってこの役で難しかったのは警察官という権力を持つ人物を演じることだったと思いますが、リサーチを通じて、権力を持つ人間を演じる必要はなく、ただ正しいことをし、自分の仕事を全うしようとする人物を演じればいいのだと気づきました」と、リアルな警察官との交流がミッキーの役作りの上で大きな糧となったことを回想した。
最後に、サイフリッドは「警察とコミュニティの緊張関係について、この作品は事実を皆さんにお見せしていると言いたい。時に作品のジャンルが現実を押し流してしまうことがありますが、この作品はリアルに、現実に起こっていることを描いています。そして、地元のコミュニティがその本当の姿を描き出すことを助けてくれたことに感謝しています。そんな背景に支えられた徹底的なリアルさが、この作品の特長でもあります」と作品の魅力を語った。
地元に根ざし、どこまでも事実に基づいて作り上げたリアルな犯罪サスペンスの日本初上陸をぜひ見届けてほしい!
Photo:『ロング・ブライト・リバー』© 2025 Sony Pictures Television Inc. and Universal Content Productions LLC. All Rights Reserved.