米ABCの大人気長寿医療ドラマ『グレイズ・アナトミー』。先日シーズン22へ更新されたことで、プライムタイムで放送される医療ドラマとして最長記録を更新した。
そんな『グレイズ・アナトミー』で長年主演を務めてきたエレン・ポンピオ。彼女は、番組から完全に離れるつもりがないことを明かした。
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シーズン22に突入する『グレイズ・アナトミー』にエレン・ポンピオはどう関わる?
2022年に人気ドラマ『グレイズ・アナトミー』のレギュラーを …
番組を離れないのは「意味がないから」
その理由は、感情的なものだけではない。経済的な側面も大きく関係している。スペインのメディアEl Paísのインタビューで、エレンは次のように語っている。
「感情的にも金銭的にも、完全に辞めるのは意味がないの。番組は2024年だけで10億回以上もストリーミングされたんです。顔や声、演技が今も使われているのに、私が関わらなければ、他の人が私の20年の努力から利益を得るだけになってしまう」
また、番組が視聴者にとってどれだけ大切な存在かも語った。「番組には感謝の気持ちを持っていたいんです。たくさんの人にとって意味のある作品だから」
『グレイズ・アナトミー』は2005年にスタートし、2025年4月時点で通算444話を迎えた。現在は第21シーズンが放送されている。
これまでに、サンドラ・オー、パトリック・デンプシー、チャンドラ・ウィルソンなど、多くの印象的なキャストが出演してきた。その中でも、エレンは長年にわたり中心的存在として今も作品に関わり続けている。
新たな挑戦も始めている
エレンは、リミテッドシリーズ『グッド・アメリカン・ファミリー』にも出演している。新しい役柄に挑戦したいという気持ちがあったという。
「これは限定シリーズだから、このキャラクターとして再登場することはないです。メレディス・グレイとは全く違う役を探していたらこのオファーが来たんです」
ファンへの思いとプロとしての選択
20年以上にわたり続く人気シリーズに出演し続けるエレン・ポンピオ。彼女は、作品に対する責任感と、ファンへの思いを胸に今も関わり続けている。
一方で、新たな挑戦も忘れず、俳優としての幅を広げている。そんなバランス感覚が、多くの人に支持される理由のひとつなのかもしれない。
(海外ドラマNAVI)