正統派の英国ミステリー『警視グレイス』シーズン6へ更新決定

英国ブライトンを舞台に、刑事ロイ・グレイスが難事件に挑む本格ミステリードラマ『警視グレイス』。その最新シーズンとなるシーズン6の制作が正式に決定した。Colliderが報じた。

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おなじみのキャストが続投

2021年に放送を開始した『警視グレイス』は、初回放送で700万人もの視聴者を獲得し、一躍英国のトップクラスの刑事ドラマへと躍り出た。シーズン5の放送を2025年に控える中、ITVは早くもシーズン6の制作を決定。この発表は、同局が本作に対して強い信頼を寄せていることを示している。

シーズン6でも、ジョン・シム（『時空刑事1973　LIFE ON MARS』）が主人公ロイ・グレイス役を続投。彼の相棒であるグレン・ブランソン刑事を演じるリッチー・キャンベル（『ライアー　交錯する証言』）も引き続き出演する。さらに、ゾーイ・タッパー（『The One：導かれた糸』）が演じるクレオ・モリー、ローラ・エルフィンストーン（『チェルノブイリ』）が演じるベラ・モイ刑事、ブラッド・モリソン（『アウトランダー』）が演じるニック・ニコル刑事ら、おなじみのキャストも続投することが発表された。

『警視グレイス』の特徴である独立したエピソード形式は、シーズン6でも維持される。シーズン5と同様に4エピソード構成となり、各話がピーター・ジェイムズの原作を基にした緻密なストーリーで描かれる予定だ。

この更新を受け、ITVのドラマコミッショナー、ヒュー・ケネア・ジョーンズは次のようにコメント。

「ピーター・ジェイムズの描くブライトンの世界に戻るのはいつもワクワクします。そして、それを見事に映像化する才能あふれるキャストとクルーの存在があり、ITVとITVXの視聴者にとってまた素晴らしいシリーズになるでしょう」

『警視グレイス』シーズン6の撮影は、2025年夏に開始される予定。シーズン1～2はPrime Videoで配信中。（海外ドラマNAVI）