【配信】海外ドラマランキング|『SATC』クリエイターの贈るロマコメがいきなり首位に

全米で配信中の海外ドラマおよび映画(ドキュメンタリー・リアリティショー含む)におけるランキングトップ10(ニールセン調べ)が発表された。「オリジナルドラマ」「非オリジナルドラマ(※放映権を獲得した他社作品)」「映画」という3部門における全米でのストリーミング(配信)ランキングを紹介しよう。

配信ランキング(ニールセン調べ)

2025年1月13日(月)から2025年1月19日(日)までの順位は以下の通り。

ドラマ(オリジナル)

  1. 『アメリカ、夜明けの刻(とき)』(Netflix/計6話)...14億1200万分
  2. 『イカゲーム』(Netflix/計16話)...12億5900万分
  3. 『ランドマン』(Paramount+/計10話)...10億5600万分
  4. 『セヴェランス』(Apple TV+/計10話)...5億8900万分
  5. 『愛をこめて、キティより』(Netflix/計18話)...5億4600万分
  6. 『The Traitors(原題)』(Peacock/計27話)...4億8700万分
  7. 『ヴァージンリバー』(Netflix/計64話)...4億8100万分
  8. 『ビーストゲーム』(Amazon Prime Video/計6話)...4億2900万分
  9. 『アイ・アム・ア・キラー ~殺人鬼の独白~』(Netflix/計44話)...4億400万分
  10. 『サイロ』(Apple TV+/計20話)...3億9600万分

ドラマ(非オリジナル)

  1. 『Younger/ライザのサバヨミ大作戦』(Netflix/計84話)...13億4700万分
  2. 『ブルーイ』(Disney+/計154話)...10億8700万分
  3. 『ボブズ・バーガーズ』(Hulu/計281話)...8億8200万分
  4. 『グレイズ・アナトミー』(Hulu/Netflix/計439話)...8億6400万分
  5. 『デクスター』(Netflix/Paramount+/計96話)...7億5600万分
  6. 『ファミリー・ガイ』(Hulu/計435話)...7億2400万分
  7. 『ウォーキング・デッド』(Netflix/計182話)...7億1200万分
  8. 『ザ・ルーキー』(Hulu/計110話)...7億500万分
  9. 『ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則』(Max/計281話)...6億9900万分
  10. 『イコライザー』(Netflix/Paramount+/計63話)...6億5800万分

映画

  1. 『バック・イン・アクション』(Netflix)...15億3500万分
  2. 『アドヴィタム』(Netflix)...3億7900万分
  3. 『怪盗グルーのミニオン危機一発』(Netflix/Peacock)...3億2400万分
  4. 『アンストッパブル』(Amazon Prime Video)...2億6600万分
  5. 『怪盗グルーの月泥棒 3D』(Netflix/Peacock)...2億4000万分
  6. 『モアナと伝説の海』(Disney+)...2億3100万分
  7. 『マッシブ・タレント』(Netflix)...2億2800万分
  8. 『Horizon: An American Saga ― Chapter 1(原題)』(Max/Netflix)...1億6700万分
  9. 『モンスター・ホテル2』(Netflix)...1億6200万分
  10. 『ラッシュアワー』(Netflix)...1億4500万分

※配信先は、現地アメリカでのプラットフォームを記載。

オリジナルドラマ部門、非オリジナルドラマ部門、映画部門の3つすべてで1位が交代。まずオリジナルドラマ部門では、韓国発の人気シリーズ『イカゲーム』が新シーズン追加から4週目となるこの週は12億分台まで視聴時間を下げて(12億5900万分)首位から陥落する中、「『ゲーム・オブ・スローンズ』の西部劇バージョン」とも称される『アメリカ、夜明けの刻(とき)』が2週目で数字を伸ばし(12億5400万分→14億1200万分)2つ順位を上げてトップに立った。

同部門では、1月17日(金)にシーズン2配信がスタートした『セヴェランス』が4位に、1月16日(木)にシーズン2(全8話)がリリースされた『愛をこめて、キティより』が5位に、1月8日(水)にシーズン6(全6話)追加のドキュメンタリー『アイ・アム・ア・キラー ~殺人鬼の独白~』が9位に、いずれも圏外からランクイン。1月17日にシーズン2最終話が解禁となったSFドラマ『サイロ』は、2週前にニールセンのランキング入りを果たして以来、トップ10をキープしている。

非オリジナルドラマ部門では、Netflixで1月7日に全7シーズンが一気に配信されるようになったロマコメ『Younger/ライザのサバヨミ大作戦』が13億4700万分もの視聴時間をマークし、圏外からいきなり首位に立った。ヒットメーカーのダーレン・スター(『SEX AND THE CITY』『エミリー、パリへ行く』)が手掛けた同作は、離婚したばかりの40歳のヒロインが、15年ぶりの仕事復帰に苦労していたものの、童顔を生かして26歳とサバヨミしたところ採用され、年齢をごまかしながら仕事に恋に奮闘するというストーリーだ。

映画部門の1位となったのは、1月17日にお披露目されたNetflix映画『バック・イン・アクション』。ジェイミー・フォックス、キャメロン・ディアス共演のアクションコメディだ。何年も前にCIAのエージェントを辞め、家庭を築いていたエミリーとマット。ところが身元がバレたせいで、二人はスパイの世界へと引き戻されてしまう…。15億3500万分を叩き出し、総合部門でもトップに輝いた。

同作以外には3作品が新たにランクイン。生まれつき足が1本だったが、夢を追い求めたレスリング選手、アンソニー・ロブレスの実話にもとづく伝記映画『アンストッパブル』が4位に、ニコラス・ケイジが落ち目のハリウッドスターを演じるアクションコメディ『マッシブ・タレント』が7位、 アダム・サンドラーやセレーナ・ゴメスが声優を務める人気アニメシリーズ2作目『モンスター・ホテル2』が9位につけている。

(海外ドラマNAVI)

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