主人公だけが素人のコメディドラマ『ジュリー・デューティ』シーズン2へ更新
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2023年にAmazonのストリーミングサービス米Freeveeで登場し、予想外の大ヒットを記録したドキュメンタリー風コメディ『ジュリー・デューティ ~17日間の陪審員体験~』。本作がシーズン2へ更新されることが明らかになった。米Varietyが報じている。

 

シーズン2の舞台は“企業の研修旅行”!?

第81回エミー賞でコメディ部門の作品賞にノミネートされるなど、高い評価を受けた『ジュリー・デューティ』。Varietyの情報筋によると、シーズン2はFreeveeではなくAmazon Prime Videoで配信されることが決定したという。ただし、Amazonはこの件について公式なコメントを発表していない。

シーズン1では、一般市民のロナルド・グラッデンが陪審員として裁判に参加する過程を描いたが、実は裁判自体が架空のもので、ロナルド以外の全員が俳優だったという驚きの仕掛けが話題を呼んだ。その俳優の一人が、『パラダイス』『ウエストワールド』で知られるジェームズ・マースデンだった。

そしてシーズン2では、その舞台が法廷から“企業の研修旅行”へと移るという。Varietyの情報によれば、新シーズンはすでにロサンゼルス郊外で撮影済みとのこと。Amazonはこの情報についても沈黙を貫いている。

異色のリアリティ・コメディはどこまで進化するのか?

シーズン1の大成功を受け、シリーズの将来について注目が集まる中、ショーランナーのコーディ・ヘラーは過去にVarietyのインタビューでこう語っている。

「明らかに、全く異なる世界観でなければなりません。単に陪審員制度を繰り返すことはできません。それでは視聴者がすぐに気づいてしまうでしょう。でも、このフォーマットが生きる世界は無数にあると考えています」

また、製作総指揮のデヴィッド・バーナドとトッド・シュルマンも同意見を示しており、『ジュリー・デューティ』は今後も予測不能な展開を見せてくれそうだ。

『ジュリー・デューティ ~17日間の陪審員体験~』はPrime Videoにて独占配信中。(海外ドラマNAVI)

参考元:Variety