Disney+(ディズニープラス)にて本日より配信が開始したばかりの新作ドラマ『インテリア・チャイナタウン』にメインキャストとして出演するクロエ・ベネット(『エージェント・オブ・シールド』)が、原作のファンでどうしても出演したかったことや、共演者との思い出のシーンなどを語っている。
インタビューに応じたクロエ・ベネット
『インテリア・チャイナタウン』は弁護士から作家に転身したチャールズ・ユーによる同名原作のドラマ版。脚本形式で書かれており、「一般的なアジア系男性」と呼ばれるウィリス・ウーが「カンフーガイ」に昇格することを夢見る物語。ユニークな形式とアメリカにおけるアジア系アメリカ人のレッテルについての鋭い批評が高く評価された。
CNA Lifestyleのインタビューに応じたクロエは、本作品に参加したいという思いは彼女自身がアジア系の「代表である」と感じていることに由来しているという。ちなみにベネットの父親は中国系、母親は白人系だ。
「この本を読んだとき、本当にびっくりした。頭の中にある“私って何者なんだろう”という気持ちが、まるで自分のことのように感じられたから。本の中のキャラクター、カレン(ドラマではラナ)にすごく共感できたの。だから、この役をどうしても演じたかった。読んだ瞬間に、彼女は私自身だと感じたわ」
共演者のロニー・チェンも原作のファンだったことから、出演を決めたのは「当たり前」だったそうだ。映像化するのが大変だと思っていたため、ドラマ化することが想定外だったとも付け加えている。
これまでのキャラの集合体
『インテリア・チャイナタウン』のラナはこれまでに演じてきたキャラクターの集合体だと説明するクロエ。
「ドラマの形式や風刺としての設定から、彼女はこれまでに演じてきたさまざまなキャラクターを継ぎ合わせたような存在になっているの。楽しい部分は、そのような“継ぎ合わせたキャラクター”を演じながら、自分が過去に演じてきたさまざまな役柄の集合体だと認識している」
印象に残ったシーンが話題になると、第5話の飲み明かしダンスをする場面の話が登場。クロエは本シーンの撮影時、ロニーと主人公ウィリスを演じるジミー・O・ヤンに実際に一緒にショットを飲むよう促したことを明かした。
「撮影が終わりの時間だったし、みんなドライバーがついていたし、やらない理由はなかった。その夜は本当に楽しくて、素晴らしい思い出がたくさんできたわ」
『インテリア・チャイナタウン』は11月19日(火)よりDisney+(ディズニープラス)にて独占配信スタート。(海外ドラマNAVI)
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Photo:クロエ・ベネット公式Instagram@chloebennetより