9月12日は、毛利衛宇宙飛行士が日本人として初めてスペースシャトルで宇宙に飛び立ったことから制定された“宇宙の日”。そんな宇宙の日に楽しんでほしいのが、銀河を舞台に壮大なサーガが広がり続ける「スター・ウォーズ」の物語。中でも、銀河のさまざまな惑星を舞台に危険な旅をする物語を描くのが、“完璧なスター・ウォーズ”と世界中から大絶賛されたオリジナルドラマシリーズ『マンダロリアン』シリーズだ。
『マンダロリアン』とは?
本シリーズは「スター・ウォーズ」をこよなく愛するデイヴ・フィローニをはじめとする制作陣が、「ジョージ・ルーカスがもし今、続編を作るとしたら」という発想のもと丁寧に作り上げた傑作シリーズ。
『スター・ウォーズ/ジェダイの帰還(エピソード6)』のダース・ベイダーの死から5年後の銀河を舞台に、孤高の賞金稼ぎ“マンダロリアン”と強大なフォースを秘めた“グローグー”の冒険を描く。
伝説のジェダイとなった若き日のルーク、SW史上最強の賞金稼ぎで大人気キャラクターであるボバ・フェット、アナキンの唯一のパダワンであるアソーカ・タノなど、レジェンドキャラクターたちもサプライズで登場し、全世界に感動と圧倒的な興奮を与えた。
さらに、「スター・ウォーズ」では今後、新作映画4本や新たなオリジナルドラマシリーズ『スター・ウォーズ:スケルトン・クルー』などが控えているが、『マンダロリアン』は2026年に公開が予定されている最新映画『マンダロリアン&グローグー(原題)』へと繋がっている。
そんな銀河をめぐる危険な冒険の数々を描く「マンダロリアン」シリーズの魅力を、宇宙の日にちなんで紹介する。
※以下、『マンダロリアン』(全3シーズン)、『ボバ・フェット/The Book of Boba Fett』のネタバレを含みます
レジェンドキャラクターたちのサプライズ登場
『ジェダイの帰還』でのベイダーの死から5年後の銀河を舞台にした本シリーズは、おなじみのレジェンドキャラクターも多数登場し、映画で描かれた正史とクロスオーバーする描写で全世界を興奮の渦に巻き込んだ。
中でもSW史上最大のサプライズだったのが、シーズン2で描かれた若き日の“伝説のジェダイ”ルーク・スカイウォーカーの登場だ。ルークはレイアやハン・ソロ、チューバッカら反乱軍の仲間たちとともに、ダース・ベイダー率いる帝国軍と戦う旧三部作の主人公。実の父であるベイダーとの別れを経て伝説のジェダイとなったルークは、フォースを秘めた子どもグローグーをジェダイへと導くべく、マンドー(マンダロリアン)とグローグーの前に現れる。
シーズン2とシーズン3の間の物語を描く『ボバ・フェット/The Book of Boba Fett』でも、ルークがグローグーにフォースの修行をしているシーンが描かれており、SWファンには必見の一作となっている。本シリーズには他にも、SW史上最強の賞金稼ぎのボバ・フェット、アナキン・スカイウォーカーの唯一のパダワンであるアソーカ・タノなども登場。
世界中をメロメロにした“グローグー”
本シリーズ屈指の人気を誇るキャラクターは、フォースの力を秘めた子ども・グローグー。
シーズン2でその名前が明かされるまでは“ザ・チャイルド”と呼ばれていたキャラクターだが、そのかわいすぎる仕草や表情、そしてマンドーとの冒険の中で少しずつ成長していく姿が全世界をメロメロにし、一躍SWの大人気キャラクターの仲間入りを果たした。
くりくりした瞳と大きな耳が愛くるしく、よちよちと歩く姿や小さな手で食べ物を食べている様子、ちょっとイタズラ好きで子どもらしい一面など、グローグーの可愛らしさが物語の至る所で炸裂! 見れば見るほど好きになってしまう、グローグーに注目だ。
エモーショナルで深い絆の物語
『マンダロリアン』ではマンドーとグローグーの親子のような深い絆がエモーショナルに描かれている。
映画シリーズでルークとベイダーという父子の物語が描かれたように、親子愛を描くことは「スター・ウォーズ」の伝統とも言えるが、本シリーズに登場するのは、仲間も家族も失った孤高の賞金稼ぎとして生きてきたマンドーと、マンドーが受けた仕事のターゲットだったグローグー。孤独な暮らしをしていた二人は銀河の危険な冒険の中で徐々に絆を深めていき、マンドーはグローグーを想うがあまりマンダロリアンの重要な掟を破り、グローグーはジェダイの道を閉ざしてでもマンドーと再び旅をすることを選ぶなど、まるで本当の親子のように大切に想い合うようになる。
そんな二人が織り成す「スター・ウォーズ」らしいエモーショナルな物語に心を掴まれるにちがいない。
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Photo:『マンダロリアン』シーズン1~3ディズニープラスにて独占配信中(C)2024 Lucasfilm Ltd. 『ボバ・フェット/The Book of Boba Fett』ディズニープラスにて独占配信中(C)2024 Lucasfilm Ltd.