米ABCで1993年から2000年まで放送された『ボーイ・ミーツ・ワールド』のトパンガ役で知られるダニエル・フィッシェルが超初期の乳がんであることを告白した。米TV Lineが報じている。
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『ボーイ・ミーツ・ワールド』のあの家が売り出し中!
1993年から2000年まで米ABCで放映された人気シットコム『ボーイ・ミーツ・ワールド』。主人公の少年コーリー(ベン・サヴェージ)とその家族や友達をめぐる人間模様を描いたこのドラマに登場する家が現在売りに出されていることが分かった。米Hellogigglesが伝えている。 ドラマに登場する家の内装はスタジオに組まれた…
がんを告白したダニエル・フィッシェル
8月19日(月)、ダニエルらが司会を務めるポッドキャスト番組「Pod Meets World(原題)」でステージ0の非浸潤がん(DCIS)が見つかったことを報告。
「はっきり言えば、私は常にたくさんの情報を欲しいと思うタイプなので、微小浸潤を伴う高グレードのDCISと診断された。そして、私はよくなるわ。取り除くために手術を受けるの。その後の治療も行う。この数日間で多くの決断をしなくてはならなかった」と、語り始めたダニエル。
「今、みんなに報告している理由はただ一つ。もし、あなたの大事な人ががんと診断され、“もし自分だったらどうするだろう?”“この状況で何をするだろう”と心のどこかで考えたことがあるでしょ。なぜか、私は誰にも言わずに一人で苦しむだろうなと考えていたの。本当に親しい人にしか話さず、きっとそのまま受け入れるだろうって。そして、乗り越えた時に“こんなことがあった、私が受けた治療はこれで”と話すだろうと思っていた。歳を重ねるにつれ、ほかの人の経験から学ぼうとしている。若い頃に十分そうしてこなかったから。でも、最も学ぶべきことがあるのって、物語のはじまりか、途中の混沌とした時であることが多いの」と、隠すのではなく、オープンにすることで多くの経験や体験を得られると気が付いたと続けた。
ダニエルは次の治療の計画のために、多くの腫瘍専門医、放射線専門医、ホルモン療法士と会っているという。「もし、検査の時期が来ていたり、今まで一度も受けたことがないのであれば、今すぐ受けましょう。がんを見つける必要があるのなら、可能な限り早い段階、できればステージ0で見つけることが理想だから」と定期的なマンモグラム検査を受けることで、早期発見を心がけることの重要性を強調した。
『ボーイ・ミーツ・ワールド』とその続編『ガール・ミーツ・ワールド』はDisney+(ディズニープラス)で配信中。(海外ドラマNAVI)
参考元:TV Line