配信開始から5ヵ月…『ジェントルメン』がついにシーズン2更新決定

3月7日より配信スタートとなったNetflixのアクションコメディドラマ『ジェントルメン』が、それから5ヵ月あまりが経った8月14日(水)、ようやくシーズン更新へとこぎ着けた。米Varietyなど複数のメディアが報じている。

コンセプト固めに時間がかかった?

ガイ・リッチーによる2019年の同名映画の後日譚ドラマとなる『ジェントルメン』の主人公は、代々受け継がれてきた屋敷を相続した英国貴族の血を引くエディ・ホー二マン。相続後に、屋敷が巨大な大麻帝国の本拠地であることを知らされたエディは、この裏事業を狙う魔の手から家族を守るため、大麻ビジネスの事業主たちと関わることになる…というストーリーだ。

シーズン2は、クリフハンガーで終わったシーズン1に続いて全8話。エディ役のテオ・ジェームズのほか、スージー・グラス役のカヤ・スコデラーリオ、フレディ・ホーニマン役のダニエル・イングスが引き続き出演する。リッチーは監督として続投するだけでなく、マシュー・リードとともに脚本も執筆。新シーズンの撮影は2025年スタート予定だ。

同作は3月に配信されるとすぐさま好調な成績を記録。また、リッチーは本年度のエミー賞監督賞にノミネートされた。人気・評価の高さもあって更新に向けた話し合いもまもなく始まり、主人公エディを演じるジェームズとは6月に新たな契約を結んでいたという。

にもかかわらず新シーズンの制作発表にこれだけ時間がかかった理由には、主演のジェームズが今年4月に語った内容が関係あるかもしれない。「(シーズン2についての)話し合いはまだないよ。僕たちキャストのみんなとガイが続けるには、ちょっと揉めるかもしれない。それと、こういう作品の場合、もっと続けたいなら本当に興味深いコンセプトを考え出さなければならない。シーズン1が面白かったからこそ、続けるのは大変なんだ」

なお、シーズン1配信当時、ドラマ版『ジェントルメン』は「ガイ・リッチー・ワールドを形成する可能性がある」という話があったため、シーズン2ではリッチーのほかの映画の要素が含まれるかもしれないと米Deadlineは伝えている。

『ジェントルメン』シーズン1はNetflixにて配信中。(海外ドラマNAVI)

参考元:米Variety米Deadline