米AMCのサバイバル・パニックドラマ『ウォーキング・デッド』からは数多くのスピンオフシリーズが誕生しているが、次なるプロジェクトとして、キャストとスタッフの間でミュージカル版が話題に上っているようだ。
ミショーン役「私は演劇が大好きなんです」
『ウォーキング・デッド』とスピンオフドラマ『ウォーキング・デッド：ザ・ワンズ・フー・リブ』でミショーン役を演じたダナイ・グリラが、米SFXにミュージカル版の可能性を示唆している。
「『ウォーキング・デッド』のミュージカルをブロードウェイでやるなんて、冗談で言っただけです。そのことについて私と（クリエイターのスコット・）ギンプルが話をしていたのだけど、それってあり得ないかな」と語った。
さらにダナイは、「彼は、自分たちには（ミュージカルを制作する）権利がないと言っていたから、“じゃあ、（原作者のロバート・）カークマンと話をして、彼が何て言うか見てみましょう”って答えたんです。ほとんど冗談だったのだけど、『ストレンジャー・シングス』も（舞台版を）やったし、私は演劇が大好きなんです」とも続けており、かなりミュージカル版を実現させたい様子。
ダナイが触れたように、Netflixの人気ドラマ『ストレンジャー・シングス 未知の世界』は、スピンオフとなる舞台劇「Stranger Things：The First Shadow（原題）」が英ウエストエンドで上演中だ。
しかし、ミュージカル版を望む一方でダナイは、『ウォーキング・デッド』をミュージカル化する難しさも言及。いかに11シーズン分のストーリーを凝縮すれば、2～3時間の良質な演劇できるかを考えなければならないと指摘していた。
現在、『ウォーキング・デッド』ユニバースでは、マギーとニーガンを主人公にしたスピンオフ『ウォーキング・デッド：デッド・シティ』シーズン2と、ダリルを中心に描く『ウォーキング・デッド：ダリル・ディクソン』シーズン2が待機中。
ダナイの願いが叶ってミュージカル版の実現となるか、その後の動向に注視しておきたい。（海外ドラマNAVI）
